少女は旅立つ

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    一人の女の子Kちゃんがぴっころを卒業する

     

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    仲良しだったCちゃんが準備していたのを

    ボクは知ってる

     

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    4月からは本島の学校に行ってしまう

    キミのために

     

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    プレゼントしようとコツコツと作っていた

    手作りのアクセサリ

     

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    Cちゃんの得意なマイクロ折鶴はFちゃんの手を借りて

    イヤリングになった

     

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    帰りぎわ、ちょっとつけてみて、と促されAちゃんに

    つけてもらうKちゃん

     

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    うれしはずかし初イヤリング

     

    こうして少女はちょっとオトナになった

     

     

    卒業するキミへ

     

    ぴっころの利用は今日が最後だけれど、島に戻ってきたときには、ぴっころにも顔を出しておくれ。

    気のあっていたCちゃんも、女子トークしていた若いスタッフのみんなも楽しみに待っているよ。

    あんまりお勉強は得意じゃないけれどピアノが上手で、クッキングではタマゴの女王だったキミは、小さい子どもたちの面倒をよくみてくれました。

    夢は音楽療法士だと言ってたね。勉強して戻ってきたときにはハルコさんの後継者のポストを空けて待っとくわ。

    行って来い外の世界に、キミのチャレンジをオジサンも応援してるから。

    旅立ちの日にはみんなで見送れるといいけどね。

     

     

     


    ものづくりとぴっころ

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      ぴっころブログでは、よく手作りのお話が出てきます。工作機械がコンピュータと一体となりCAD、CAMでのものづくりが一般化している世の中だからこそ、AIによる人間不在の製造業とは別次元の手作りが貴重なのだと思っています

       

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      以前、ステンレスソープのナゾをぴっころブログに書いたところ、自ら進んで調査して情報を提供してくれた精密溶接で知られる九州溶研の吉村さんから、今度はこんな写真が送られてきました。

       

       

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      なんとステンレスの薄板を溶接してつくったサイコロでした。

      ステンレスの溶接はTIG溶接と言われる方法で、石垣島で目にする鉄筋の溶接などでビシバシ火花の飛んでいるアーク溶接などとは異なり、溶接部分を不活性ガスで覆って行う作業、派手に火花も飛ばなければ、静粛。溶接部を拡大鏡を覗きながらの手ワザには医療の手術現場にも似た緊迫感があるものです。

       

       

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      送ってくれた情報では、今回は技術的なチャレンジも含めて0.5mm厚という先日のステンレスソープよりも更に薄いステンレス板を人の手で溶接作業しているそうです。

      サイコロですから目があります。穴を開けたサイコロの目は1から6まであり、大きさも開ける場所も全部違う板同士の突合せ溶接なので歪みなく最後まで箱を閉じるのは大変です。経験や感に裏打ちされたどれだけのノウハウがあるのかボクには想像するのみですが、技術のない人がテキトーにやって穴だらけでグチャグチャになったお釈迦をボクは容易に想像することができます。

       

       

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      緻密な作業ですが途中で失敗すればやり直しが効かない。部材のカッティングからやりなおしです。

      最後の一瞬まで気の抜けない作業。

      ものづくり、それは物や自然と真摯に向き合った自分との戦いでもある。

      ヒトはいくらでも騙せますが、自然や自身は騙せません。だから職人はとても頑固ですが、嘘はつきません。自己のスキルも他人の評価ではなく自分で判断する、それが職人の魂です。

       

      伸ばせるスキルをとことん伸ばす。その特化したスキルで社会に貢献し経営でも存続してゆく。

      多くの企業にとっても重要な視点であると思うとともに、とても身近にある話題だと思いました。障がい児であろうと健常児であろうとヒトの能力開発としても大いに参考になる事象でした。

       

      PS

      その彼、4月に東京ビッグサイトで行われる国際ウェルディングショーにて、このマシンを使ったデモ展示で溶接の実演を依頼されているそうです。ステンレスサイコロもここに展示されるようですよ。職人は寡黙ですが、作業の様子や作品が通訳になって、国境を越えてものを語ってくれるのでしょう。

       

       

       

       

       

       

       

       


      ・・・だったら光栄です

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        先日、つくった絵本用マガジンラックには

        スタッフ推薦図書が並び

         

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        片っ端から絵本を出さなくても好きな絵本に

        アクセスできるようになりました

         

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        メデタシ メデタシ

         


        手芸のへや

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          なんだか、とっても手芸コーナーが充実してきている

          最近のぴっころ個別指導室

           

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          ちょっとした、手芸屋さんの店先みたいだよね

           

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          へえ、U君もお姉さんに教えてもらってリリアンに挑戦

           

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          スタッフAさんに作ってもらったネズミちゃんが

          大のお気に入りに

           

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          寝ても覚めても、かたときも離さず持ち歩く

           

           

          ズンドー胴長でちょっとユニークなネズミちゃんだ

           

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          このネズミちゃんをぐるぐる回し、これが本当の

           

          連続チュー返り

           

           

           

           

           

           


          ぴっころ de 日曜大工

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            使えないものばかり作っているとの噂も耳にしますが・・・

             

            実はワタシ、使えるものも作っておりますのよ

             

             

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            木を切って、アルミ板を加工して穴をあけて

             

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            日曜大工は、いったい何の作業かというと

             

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            幼児の使うたたみ部屋への絵本ラック設置でした

             

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            そのココロは:

             

            ぴっころにはたくさんの絵本がありますが、今までのように棚にギッシリつまった背表紙からだと子どもたちは自分から本を選びにくいですとのスタッフの保育士さんからの指摘により絵本ラックをつくってみました。

            確かに文字の読めない子どもたちとって、どの本が見たいかを判断するのは絵本の背表紙ではなくて絵のある表紙の面ですものね。

            利用者本人が見たい絵本を手にとれるようにすること、う〜ん、これがサビ管研修でも繰り返し指導された利用者本人の意向に沿った支援の本質なのかもしれませんね。こうして現場スタッフが子どもたちにとって何が良いかを日々、考えていてくれることが、ぴっころの財産だと思うわけです。

            実際やってみると絵本が選べるだけではなく無愛想な壁も、ちょっと明るく楽しくなりましたね。

             

             

             

             

             

             

             


            キッズの本気度

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              ミニチュアが好き:

               

              個人的なお付き合いもなく、このヒトも気になるのコーナーに加えられるヒトかも不明なので、ぴっころブログに登場していただいたことはないけれど、僕やキッズが敬愛してやまない情景師にアラーキーという方がいる。

              情景師ってなに?それ職種なの?と思われる方も居るやも知れぬが、情景とは模型の世界ではジオラマと呼ばれ、例えば、映画や日常に在る映像の1コマをそのまま取り込んだような世界をミニチュアで表現したもので、情景師とは、ヒトの心のなかにその空間を作り出す、きわめてクリエイティブなお仕事なんだと僕は思っている。

              例えばモチーフとしてそこにあるのは古ぼけた車だったり、廃船だったりするが、情景は単なる景色でもなければ、既に機能を失ったガラクタの塊でもない。そこには映像の瞬間を包み込んだ人間のドラマや、かつて共有した懐かしい時間が凝縮されているのだ。

              とにかく、このヒトの情景は緻密で精細、ミニチュアであるのも忘れてその世界にひきこまれてしまい、指を画面に写し込んだりしないと実写と見間違えるほどリアルさだ。時に生ゴミまで再現されていて匂いすらしそうなのだ。

              そんな彼の著書を家の中に置いていたらキッズが読みふけってしまい、自分なりにマネして作り出したのが上の作品だ。

              もちろん小学生の習作とアラーキーの作品だ、ハナから比ぶべくもないけれど「出来たよ」と目の前に持って来られたときには正直ビックリした。その廃船からは、まさに大海原に命を賭け年代を重ねた船員たちの息遣いまでが感じられたからだ。

              お片づけができなかったり、風呂に入るの忘れたり、夜中の3時に工作用紙を刻んでいたりする子を手放しで容認する気も擁護する気もまったくないが、そのくらいの熱をもって入れ込むことがあるのは悪いことではない、否、むしろ学業でも趣味でも普通では、ますます生きにくくなる社会にとって必要なことではないかと思っている。

              ぴっころの利用者はみんな超個性的だ。学校でみんなと一緒にお勉強できればよいけれど、できない子も居る。でも他人といっしょに普通の勉強ができなくたって悲観することはないのではないか。子どもたちの多様な価値観を伸ばすことも、大事なお勉強なのだとワタシは信じたい。

               

               

              ため息とともにいつまでも見ていたい、それがジオラマの楽しみだ

               

               

               

              これが世代を超え、我々を虜にしてやまない情景師アラーキーの作品だ

               

               

               

               

               

               

               


              てづくりの日

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                手作り大好きなCちゃんがスタッフと一緒に

                 

                ハリネズミをつくっている

                 

                 

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                もふもふを大きくしたり小さくしたりしていたら

                 

                こんな羊みたいな作品もできた

                 

                 

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                そして2月14日はバレンタイン。Cちゃんは手作りクッキーを持って

                 

                ぴっころにやってきた

                 

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                Oh!すげ〜売れるぜ。って、これ!これ!

                 

                学校は好きじゃないけど手先が器用でいろんなものをつくるCちゃんには

                 

                楽しみながらマイペースで暮らせる世界がしっかりある。そう思う。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 


                てしごとの成果”はじめの一歩”

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                  CちゃんがスタッフFちゃんと一緒に製作したアクセサリ

                   

                  手づくり市に出品したのがきっかけで注文が来ました

                   

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                  注文に応えて製作された世界でたったひとつのピアスを

                   

                  教授が興味深そうに覗き込む

                   

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                  たったひとつでも、きっかけになってくれたらと期待が膨らむ

                   

                  気に入ってもらえるといいね

                   

                   

                   


                  覆水盆にかえすニッポンの技術

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                    前回、吉村氏によって真っ二つになったステンレスソープを

                     

                    思い出していただきたい

                     

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                    なんと今回はこれを溶接し研磨して元どおりにすることに挑戦

                     

                    その様子を写真付きでご報告いただいた

                     

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                    密閉した容器を溶接するには様々な困難があるのだろうが

                     

                    彼の手にかかるとこともなげにこの状態に

                     

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                    溶接ビードもきれいに盛られている

                     

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                    外周を溶接したあとはベルトサンダーで研磨する

                     

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                    すると、なんとソープは元どおりの姿に

                     

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                    スゴ技だ〜

                     

                     

                     

                    写真に添えられた氏からのメッセージ:

                     

                    ぴっころにはイオンサンタがやって来たようですね!
                    子供たちは大喜びしたことでしょう!
                    切断したステンレスソープですが、百円といえども捨ててしまうには勿体ないし実際に溶接して工数などを自分で確認しようと思い立ちました。
                    製品では、おそらくロボットで溶接しているのかと思うくらいに裏波が均一に出ていましたが、この形状だと人間の感覚で一定の速度や溶接距離(アーク長)を保てるとはとても思えません。
                    あくまでも想像ですが、研磨以外の手作業は極力減らしてロボットで溶接している可能性が高いです。ロボットの場合、一旦溶接条件を見つけてテーチング(製品の形状に沿ってロボットアームの動きを記憶させること)してしまえば、人間が治具(製品をつくるための道具)に部品をセットしてロボットのスタートボタンを押すだけで済みます。それをするにしても治具(製品をつくるための道具)工具)の製作などでかなりの費用がかかってしまう計算になります。いったいどこで?どんな工場?どんな人たち?によって製造されているのかますます謎が深まるばかりです。
                    これ以上考えると僕も熱暴走を起こして溶接面かぶって倒れてしまいそうです(笑)

                     

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                    とのことです。

                    多くの技術力と労力を投入して切断し、更に元通りにしてしまう氏の探究心には頭が下がります。

                    おかげさまでダイソーで見つけ100円ならとりあえず買っとけ、と言った時点から比べると我々は、ステンレスソープの構造や製作工程について、ずいぶんと知識を得たワケですが、地球人に製作可能であることはわかったものの、100円で供給できる経済のメカニズムについては、まだまだ未知の部分が多く、よりいっそうナゾを深めた感があるように思います。

                    そしてクリスマスに考えたことは私たちは、日々、自分にはと〜っても作れないものを非常に安い価格で社会からプレゼントされて生きているという事実に感謝すべきではないかということでした。

                     

                    今回、詳しいレポートを送っていただいた九州溶研の氏はご自分で溶接作業をされているので、実際の溶接中の写真はありませんでしたが、以前、工場にうかがったときに実際に溶接作業を見せてもらいました。そのときの様子です。

                     

                     

                     

                    溶接部を拡大鏡で覗きながらの精密溶接です

                     

                     

                    大量生産を支える金型。またその金型を支える彼の仕事があって世の中には多くの製品が生み出されているけれど、その彼の想像をもはるかに超えて安く製品を提供できるダイソーマジック。

                    ボクもここまで引っ張ることになるとは思いませんでしたが、いろいろ考えてしまうものづくりの現場でありました。

                     

                     

                     


                    ダイソーの脅威=続編=

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                      先日、雨の日とアルキメデスで100均のステンレスソープの話を書いたら、飛行機つながりでもあり息子の先輩でもある金属加工の専門家から、なんと切断試験の結果が送られてきた。掲載の許可を得たので興味のある方は多くないとは思いますが、まず見ていただこう。

                       

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                      日本が世界に誇る金型技術だが金型も回数を重ねるとだれたり破損したりする

                      その金型を精密溶接で修理してしまう彼の仕事は緻密だ

                       

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                      切断用のサンダーで見事にスッパリと切断されたステンレスソープ

                       

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                      予想通りの薄板の中空溶接構造だ。まずは周囲のバリを削って

                      内部の様子を覗いてみる

                       

                      編集_25637022_2094651794091342_1813491783_o.jpg

                       

                      薄板を整形した上下半割りの部品を溶接しているが、このように

                      内部までビードが出る溶接を裏波というらしい

                       

                      編集_25634912_2094644730758715_324176155_o.jpg

                       

                      思いのほか綺麗に溶接されていてチャイナクオリティとは思えない

                      高い品質に目を見張ることになった

                       

                      編集_25625722_2094644784092043_1267050852_o.jpg

                       

                      厚さを測ってみると厚いところでは0.7mmを超えるがRがきつい周辺部は

                      延ばされてそれより薄くなるので、事前に算出の0.6mmはほぼ推定どおり

                      ということもわかった。アルキメデスもいい仕事をしている。

                       

                       

                      切断試験をめぐる所見:

                       

                      いったいどうやって作るんだろう、と書いたワタシですが正直、読者の中にここまで熱心にナゾ解きをやってくれる方がいるとは思ってもみなかったのです。

                      また添えられたコメント「金属加工を職業としている以上、カットして製造方法解明したいものです」という心意気を頼もしく思いました。日本の国を支えてきたものづくりの原点ですよね。

                      仕事にも遊びにもまじめな彼は、数日後、実際に試験をした結果について、こう書いて上記の写真とともに送ってくれました。

                      「やはり予想通りプレス加工した後に溶接加工研磨された構造でした。厚みは約0.6〜07ミリでプレス加工による伸びや縮みで誤差がありそうです。コンターの一番弱い部分をプラスチックハンマーで叩き平にしてマイクロメーターで計測したのでほぼ正確な厚みだと思って下さい。磁石で磁性を確めましたが、非磁性なのでオーステナイト系ステンンレスのSUS 304(18-8ステンンレス)だと思います。」

                      そして最後の研磨の仕上げに関してのボクの質問に対しても

                      「研磨は鏡面仕上げではなくヘアライン仕上げと言うステンンレスでは一般的な仕上げです。エンドレスのベルトサンダーで溶接ビードを取り除いた後に徐々に番手を上げて行けば最終的に鏡面仕上げまでもっていけます。」

                      と解説してくれました。また彼は、ステンレス薄板の溶接は難しいのに・・・とした上で、今回切断した試験片を元通りに溶接してみたいとも付け加えています。

                      息子ともどもお世話になり、日々、金属を相手に真摯に技を磨いている彼に敬意を表したいと思います。そんなわけで本日、中島みゆきが聞こえてきそうなブログになっております。   続編あり

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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