ルミナリエ@ぴっころ

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    早いもので、もう師走に入る。ということで

     

    今回のこだわわりはLED照明

     

     

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    最近では車内まで作りこみ、ガラス部品をテープで

     

    透明に表現するようになったRh君

     

     

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    そこで彼のゆいレールの中にLED照明を入れてみると

     

    温かみのある情景ができあがった

     

     

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    個別室の電気を消して、しばらく夜のゆいレールを楽しみ

     

    Rh君の車内アナウンスを聞く

     

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    先回にひき続き、再び復元に向け動き出した首里城を

     

    バックに夜景を再現してみた

     

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    実際はわらないが、こんな光景もありそうで

     

    雰囲気は十分感じられる

     

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    今回、一緒に持ってきてくれたRh君作品

     

    マインクラフトから”村人”

     

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    そして、キッズも好きな”ダンボー君

     

     

    デザートにイルミネーションはいかが

     

    100均に行くとLEDライトだけでもひとつのコーナーができるほど、たくさんの種類が売られている。

    コンパクトで色が変わりながら輝くものなども売っている。しかも、ほとんどが試験用のボタン電池まで入って税込み110円というお値段だ。

    ダイソーの電子関連の棚周辺を行きつ戻りつしながらボクは考える。これは、もしかして・・・透明テープを両面から貼り、透明ガラスを表現しているRh君の作品と非常に相性の良い商品ではないだろうか、と。

    こうして、使えそうなものを買い集め、今回はイルミネーションを中心に攻めてみた。

    案の定、ボタン電池タイプをRh君作のゆいレールの中に入れてみるとなんともいえない情緒が感じられ、絵本の1ページのようだ。

    昼間なので車内の光が目立つ様、カーテンを閉めたりしているとスタッフAさんが気を利かせて部屋の電気を消してくれた。

    自然にRh君の口からは「ドアが閉まります。扉に手を挟まれないよう、ご注意ください」、「The next  station is Akamine・・・」と流暢なアナウンスが聞かれ、完全にその世界に入って魂を遊ばせている少年とオジサンが居た。

    クリスマス近し、各ご家庭でツリーを飾るのも良いですけれど、親子の工作にLEDを入れたら、部屋の電気を消して鑑賞されてはいかがでしょうか。

    長い夜。いつもより、ちょっと贅沢なひとときを過ごすことができるかも知れません。

    同じ感動は心の距離を縮めるものです。

     

     

     

     

     

     


    路線延長の先にあるもの

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      Rh君の車両は想定より長かった。ゆいレールも

      てだこ浦西まで延長されたことだし

      ぴっころのレールも延長することにした

       

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      今回の新作を延長された高架に載せる。それだけでも

      ずいぶんと”らしく”感じられるものだ

       

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      こうした楽しみで大事なのは、自分の満足行くまで

      その気分になることなのだ

       

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      今回の作品の特徴。それはしっかり作られ強度が高いこと

      また変形に対する抵抗力が強いことだ

       

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      車窓も透明に作られているので、内部にLEDを入れて

      暗い室内などでみたら臨場感ありそうだ

       

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      前部にドアがありアームでスライドする仕組みに

      なっている。芸が細かい

       

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      こちらは”都心へビューン”と”京急”という文字が・・・

      どうやら大阪には京急カラーのラッピングモノレールが

      実在するようです

       

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      こちらは製作途中の駅舎。内部のエレベータを壁面の隙間

      から覗いたところ

       

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      こちらは地上から駅舎に登ってくる階段と思われるのだが

      平面を組み合わせて立体を作るのでこの段階では詳細不明

      しかし彼の頭の中ではすでに出来姿が見えているのだろう

       

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      実は駅舎だけではなく車両内部も連結部分の穴から覗くと

      室内装備品も作りられていることがわかる

      見えないところへのこだわり、これぞマニアの真骨頂だ

       

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      ボクはボクで、前回の木製台車をアルミ製に変えてつくり直す

      摺動面での摩擦低減とスリム化への取り組みだ

      左右のバランスに悩み片側に電池と鉛のウェイトを積んだ

       

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      先日、全焼し復興に向けて取り組む首里城をバックに

      せめてもジオラマとして再現してみた

       

       

      町並みを拝見に走らせてみた。いずれはRh君の作った

      街の風景の中を走らせてみたいものである

       

       

       

       


      魅惑のオタク・コラボレーション

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        こだわりの工作室には決まった課題も宿題もない

         

        毎回、どこからか降ってくるから

         

         

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        今週、Rh君が製作にハマっていたものはゆいレールだった

         

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        車社会の沖縄本島で58号線は渋滞、鉄軌のない沖縄で

        唯一定期運行で活躍できるモノレールだ

         

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        いま、彼はこんなラッピングボディを作っていると親父様から

        ナイショで教えてもらった

         

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        裏を返すと、このようにレールをはさむ形状で

        作りこまれている

         

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        彼はこうしてウレタンのレールに挟んで遊んでいたらしい

         

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        そこで、ボクは下準備の時間に、こんなものを思いついて

        ためしに製作してみた

         

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        ぴっころにやってきたRh君は、台車が目に入るや瞬時に

        ボクのその意図を理解した

         

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        床の根太に使っている角材をレールにしてその上を走る台車だ

        建材屋に行けば4mものも買えるだろう

         

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        そしてレールの上の台車を行ったり来たり切り替える

        実に素朴な操作卓

         

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        スイッチ・ギアボックスは以前つくったクレーンのモジュールを

        ばらして再利用したものだ

         

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        Rh君のつくってきたゆいレールを台車に乗せれば往復で

        モノレールとして動く仕組みだ

         

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        2連結のゆいレール車体には台車がだいぶ短すぎたが

        なんとか載ることがわかった

         

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        左右に動かして遊ぶうちには連結部から折れ曲がって落下

        する事故が起こったりするのも愛嬌だ

         

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        そのゆいレール2019年10月1日から首里から先に4つ駅が延長されて

        てだこ浦西まで延びていて旬な話題でもある

         

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        路線図と運賃表を確認したRh君は、おもむろにハサミを

        手にすると紙を切り出した

         

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        彼がつくったのは、那覇空港から首里までの往復、子ども運賃の

        切符だったが透かしと磁気テープが実に”らしい”

         

         

        この際、興味として、モノレールのスカートの下には

        いったい何があるのか覗いてみる

         

         

        スカートの下には電動機、ダブル駆動輪のほかにガイドローラー、左右

        に転ばないための安定輪、集電装置やディスクブレーキ、クッション等

        が装備されているんだ。隠された真実にワクワクするでしょ?

         

         

         

        言葉不要のコラボ

         

        そう。最初は相手は小学1年生だ。と、ボクも指導めいたものを意図していたのかもしれない。

        しかし、今日はこれをしよう、あれをしよう、そうボクが考えたように彼はたいてい動かないし、そうしないほうが結果的にも面白いものが出来あがることもわかってきた。

        考えてみればボク自身もこだわりが強く、Rh君も好きで自発的に何かをしないと楽しめないタイプだから当然といえば言える。

        世の中、嫌なことでもやらなくてはいけないことはいっぱいあるのはわかっているけれど、まずは好きなことをするうちに気づいたら嫌なこともやっていた・・・という方がボクにしても彼にしてもやり方として向いていると思う。

        細かいことにこだわって車体を作るRh君とこれが動いたら面白いだろうなと思ったボクが打ち合わせもせずにコラボして出来たゆいレール。そこに修学旅行の準備から戻ったキッズは作品を見て、これをケーブルカーにしようと急傾斜にし、すべるレールと車輪の摩擦を向上させる粘着タイヤや垂直荷重を増大させる錘を付加し、登坂能力を48度まで増大させた。

        ボクには、この一連の意図しないコラボは何かを暗示しているように思われた。

        実物に感動しユニークな車両をつくるヒト、それに啓発されて駆動部分をつくる人、それが出来るのならばと、坂を登らせようとするヒト。

        ほとんど言葉による連携はないのに、次々と発展を遂げていることにワクワクする。そのワクワク感がものをつくる上に必要ではないのかと思う。何かを見て、もっと良いものができるかも?といういうイマジネーションに支えられて技術立国日本があったはずなのだから。

        新しいボディは?レールをつなげるには?、曲げるには?、ワイヤレスにするには?、速度を変えるには?・・・どんどん夢は広がる。

        毎回、「先生、次はどうするのですか?」と聞いたり「先生が目標にしたところまで出来たのでハイ終わり」というだけが課題でも学習でもないものと考えているので、しばらく自由学習を継続してみたいと思っている。

        ただ、本当に勘弁してほしいのは、他人の所有物が勝手に別のものに使われていたり、持って行ってしまったり、気づくとバラされていたりすることなのだ。
        みんな突っ走る性格なので、お互いどれが誰のものかもわからなくなり揉めることがままあるのは確かだ。しかも時間の管理も、片付けもまともにできない。山崎シゲル君にも似て、そこが僕たちに共通した課題だと思っていて、ときとして発達障害といわれ病的に欠如している部分なのだろうと思う。
        誰のものか認識したり、使うときには持ち主に断ったり、TPOをわきまえたり、説明して許可を得たりできるようになったら社会でもそこそこ使える人間になれる。きっとそう。そうだったらいいなあ、と自らも希望している。
        ボクは先生ではない、一緒にがんばろうじゃないか。

         

         

         

         


        ”衛星をとらえろ”の巻

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          こだわりには旬がある。Rh君のマイブームは

           

          BSアンテナだった

           

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          Rh君の習作。この時点でアンテナ本体は平面だった

           

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          amazonマークがついているが、目指したんのはこんな

          パラボラアンテナだと思われた

           

           

          さっそく画像検索をして、作り方を考える

           

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          わからないことがあると画像検索をしながら

          本物に近づけてゆく

           

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          今回はパラボラアンテナ面を作るのに円形を切り抜いてから

          周囲にマチを入れ縮めて、お椀形状を再現する

           

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          リアリティが増すとともに細部にもこだわる。検索結果を取り入れ

          仰角調整スリットの表記も再現した

           

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          日本の各地の緯度でアンテナの仰角が変わるので、取り付け部

          にはこんな表記があるんだね

           

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          さっそく自分の作品にも仰角調整装置をつくり

          日本地図を描いたRh君

           

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          取り付けマウントまで作りたかったけど、今日はここまで

          BSのパラボラアンテナの感じを表現した逸品だ

           

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          変わって、ボクのパラボラ面の習作。お椀が深くなりすぎ

          帽子かサーカスのテントみたいになってしまった

           

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          ならばと、よりフラットなカットにしてみたのが、こちら

           

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          一目で牛乳パック再利用がばればれの裏面、牧場うまれの

          パラボラアンテナだがそこそこイケそう

           

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          ネットで見つけた変わったパラボラの例。扇型をつなぐ方法もあるけど

          こんな同心円で輪切りの方法もあるのね

           

           

          次の課題はなんだろう

           

          そう考えると、ボクもちょっとワクワクする。Rh君の興味の対象はその時々で変わり、東横INNシリーズのように、多くのバリエーションでしばらく展開することもあれば、ふとしたことで気になるものを目にして火がつき、はさみをせわしなく動かし新たな製作に没頭することもある。

          面白いのは対象への目の配り方だ。今回も彼は、仰角調整のスリット部分に描かれた日本地図を描くためにウェブ検索していたのは日本地図そのものだった。

          パラボラアンテナに興味をもち、それを作る過程で日本地図の地域と緯度の関係が頭に入るという、教科書にはない一挙両得の勉強法だともいえるのではないだろうか。

          ボクもショートケーキのカットラインを少し膨らませてつなぐと、意外にも簡単に杯ができることを体験でき同心円の輪切り方法のパラボラアンテナの写真を見て、同じように円錐台をつなげて飛行機の胴体が作れそうだと思いついた。

          紙のBSアンテナでは、衛星の電波は拾えないが、脳内に新しい情報を取り込むには貢献をしてくれていた。

           

           

           

           


          こだわれる季節だから

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            夏休みが、子どもの成長にとって大きな意味があること

             

            それを改めて主張したいと思います

             

             

            普段、学校の勉強で自由にならない時間も

            夏休みだと宿題はあるが自由度は高い

             

             

            やりたいことがある子どもたちにとっては自分を確立する

            大事な人生の時間なのだ

             

             

            東横INNいのちのRh君の作品は夏休みに入って

            その製作ペースに拍車がかかっていた

             

             

            極めつけは、その東横INNメイン建物とその周辺環境である

             

             

            まだ工事中なのか、メイン建物の敷地周囲には

            工事用のフェンスが張り巡らされ

             

             

            作業員の休憩室のプレハブが置かれ

            手洗い場まで設置されている

             

             

            そして工作車両の重機の中にはクレーンから、ミニユンボを

            利用した移動クレーン車までが置かれている

             

             

            今回はこのキャタピラー社製移動クレーン車の頭部を固定式から

            360度回転可能式への改修とLED取り付けを実施

             

             

            Rh君の新規製作のバックホーのバケット部分

             

             

            ボクはユンボのアームメカニズムのシミュレータを製作

            土を掘り持ち上げる工程を再現してみた

             

             

            油圧アクチュエータ部分をストロークさせることで

            自由にアームを上下し

             

             

            バケット部分をくるりと回転させ、土を掘るイメージを楽しむ

             

            押し引きのできる油圧シリンダーとアームが動きの鍵だが

             

            ヒトの役にたつこんな機構を考え出したヒトは天才だと思う

             

            そして夏休みは自分の中にある天才に出会うチャンスでもある

             

             

             

             

            かくしてですが・・・

             

            夏休みに大きく飛躍する子どもたちに大人も負けないよう、我々ぴっころの職員も、お盆行事や、家族で過ごす時間をとること、さらに日常業務の目線からでは得られない広範な見聞を深めるための研修期間として8月13日から17日までぴっころの夏休みとさせていただきます。

            その間、各ご家庭には、ご不便もおかけするとは思いますが、普段の日中、おうちの外で過ごされているお子様と向き合い一緒に過ごす時間を持っていただく様、お願いいたします。みんなで成長する夏休みになれば幸いです。

            休みあけは8月20日火曜日よりブログともども再開させていただきます。

             

             

             

             

             


            ジオラマの魅力ふたたび

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              以前もご紹介した天才的情景師アラーキー

               

              駄菓子屋のジオラマの本を書いた

               

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              これって本当にジオラマなのかと思うくらいになんとも凄い

               

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              左端にある一円玉を見なければ昔懐かしい駄菓子屋の店内を

              写真に撮っただけかと思ってしまうが

               

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              これ全部がアラーキー手作りのミニチュア

               

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              全てが実例をもとにした彼の創作であり、情景作品なのだ

               

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              指が入ってなかったら、ただの古ぼけたガスメーターだ

               

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              この本には、どうやって作るのか事細かに解説があるが

               

              見ても簡単にマネのできるシロモノではない

               

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              綺麗な看板を作ってから汚して行くテクニックにより

               

              重ねた歳月が再現され、リアリティは増す

               

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              風呂場なんてサイズを示すものがないと本物かと

               

              思ってしまう臨場感だ

               

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              憧れるけど、ボクには高度すぎるので、とりあえず

               

              ダンボール箱を真似してつくってみた

               

               

              超言語なセカイ

               

              前回のRh君の東横INNもそうだが、生粋のクリエーターという人種には一般性、社会性、協調性が欠落している代わりに、一切の妥協もないのではないか。

              そこには追い求める対象へのあくなき探究心のみがあるのではないか。

              心を揺さぶられる作品を見ていると、そんなことを感じる。

              アラーキーの場合、現在はお仕事としてやられているので、クライアントの要望やらギャラ、期限といった現実の生々しい世界と完全に切り離して成り立っているわけではないと思うが、創作のモチベーションとしては、共通のように感じる。

              作りたい、と思う故に我あり。それは”描きたい、が止まらない”の古久保憲満君とも源流としては同じなのではないのだろうか。

              自分の中に持っている世界感を描き出すことが、この世の中で唯一の存在である自分が生きている証であり、言葉なき主張であり、自身の楽しみなのではないのだろうか。

              そして、たとえ自分独自の世界感をうまく言葉では言い表すことができなくても、分身でもある彼らの精魂こめた作品によって社会との関係を構築したり、自分を確認したり、コミュニケーションの手段としたり、あわよくば生業にしたりできたりすれば、障害があろうとなかろうと本人にしかできないシアワセな世界へと通じる道なのではないだろうか。

              ***したい、を止めたらいけないような気がする。

               

               

               

               


              オモロイ、おもろまちをつくる

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                Rh君の東横INNへのこだわりは強く、旭橋店からさらに美栄橋店

                 

                おもろまち店へと工作の輪は広がっている

                 

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                初期の作品より紙厚が増し、コンパクトになったことで

                 

                構造がしっかりし、自立性が増した

                 

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                そして、複数のホテルが製作されたことで鑑賞の楽しみも増えた

                 

                下は回転台の上でくるくる回しながら見るRh君

                 

                 

                持参した最新の3つの東横INNを床面に置き俯瞰で見ることで

                 

                鳥の目線を得て、都市構想を思いついたようだ

                 

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                地面からの視線は実際に場所に行ってみれば分かるし

                 

                Googleストリートビューでも確認できる

                 

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                しかし上空からの画像を確かめるとなるとGoogle Earthを

                 

                使う必要がある上に角度にも制限がある

                 

                編集_P1720855.jpg

                 

                例えば東急INNおもろまち店をGoogle Earthで上空から

                 

                観察してみるとこんな感じだ

                 

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                ストリートビューよりも角度の自由度が多くて遠近もあり

                 

                合成するのに時間を要しはしたが

                 

                編集_omoro15.jpg

                 

                やってみると、やはり面白い。作品と周囲との境目を

                 

                どうするかで印象に違いが出てくる

                 

                編集_omoro12.jpg

                 

                作品が周囲の環境と浮きすぎても不自然なのかもと考え

                 

                周囲の映像も加工してみたら、独特の味が出てきた

                 

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                赤い街を作ってみたら、これはこれで面白く虚実曖昧

                 

                アールブリュット的な楽しさがにじむ

                 

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                果たして作品を作り続けているRh君は、自分の作品が

                 

                溶け込んだ街をどう見てくれるのだろうか

                 

                 

                 

                合成しながら考えた

                 

                Rh君はいつも自分自身でモチーフを決め、とり付かれたように作品をつくる。

                製作の動機は本人に聞くしかないが、楽しいから、対象が好きだから、常に見ていたいから・・・

                いろいろあるのだろう。

                でも、それが彼にとって自分を表現し確認する上で最大のツールだということなのではないか。

                製作の素早さにも特長がある。考えながら作るというよりも、あたかも既に頭の中にあるイメージを時間ももどかしく大急ぎで吐き出しているかのようだ。

                前回、彼は作品とストリートビューを合成した旭橋店の写真を見て、これも街に建ててください、と言った。

                実はボクも一連の流れを見ながら、小久保君が絵に描いていたような街を立体で作ったら面白そうだな、と思っていた。

                かくして、まずは既にある作品をGoogle Earthで見ながら、作品写真と見比べ、近いアングルで切り取る。そこに作品だけ抽出した画像を埋め込んで合成していった。

                実物と照合して行くことで、製作時に彼の中で何が起きているのかを少し知る手がかりを得たような気がした。

                Google Earthで見る衛星画像からでは周囲の建物が邪魔して壁面のクリーンショットは撮れないものが多く、完全な平面図、立面図は得られない。にも関わらず立体なので3次元で成立させるためには全面をつくる必要がある。

                彼は分からない部分は分からないなりに省略し、そして読める文字はきちんと文字数まで再現する。こうすることで、彼の中にある現実の理解そのものを反映した作品ができあがるのだ。こうして得られた作品には写真でもなく精密モデルでもない独自の雰囲気と楽しさと美が存在する。

                一番、最後の「赤い街」は、周囲の現実と彼の作品とのボーダーを曖昧にして、彼のリアリティを周囲にまで侵略的に拡張したことで独特な雰囲気になったかと思う。

                結果、オモロイおもろまちが出来たと思うけれど、これを見たRh君は、また何か新しいことをひらめくのであろうか。

                今後、成長する過程では様々な能力が求められるとは思うけれど、いまあるこの”作りたい”というモチベーションは生涯、失って欲しくないと願っている。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 


                東横INNの私設広報官

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                  Rh君のこだわりはインスピレーションだ

                  その対象を予測するのは難しいが

                   

                  編集_P1710418.jpg

                   

                  一つにハマると連想されるバリエーションが継続して

                  生まれる傾向はあるようだ

                   

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                  今回、持参の作品は前回の東横INN中部国際空港2に

                  続き、東横INN旭橋店だった

                   

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                  前回の作品よりも紙の厚みが増し、剛でコンパクトな作りだ

                  エントランス部分のラウンジの張り出しの表現が秀逸

                   

                  編集_sembo-462236-hotelImage.aspx_id=4271952_full=1_resizeMode=FitInside_formatSettings=jpeg(quality-90)-image.jpg

                   

                  実際の建物はこれ。旭橋店の最大の特長を再現している

                  この部位が今回のこだわりだったのでないか?

                   

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                  せっかくなので当該敷地にRh君の作品を建ててみた

                  う〜ん、ホンモノよりもド迫力だ!

                   

                  編集_model0013.jpg

                   

                  宿泊予約を済ませ行ってみたのが、こんなホテルだったら

                  どひゃ〜!と思うよね。楽しそうだけど・・・

                   

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                  事前に建物を作っている情報を得て、今回は立体モノ製作法の

                  提案をしようと僕が作ったサンプル、浜崎町の造船所は

                  迫力あるRh君の作品の前に完全に影が薄い

                   

                  編集_P1710481.jpg

                   

                  3面図から部品を切り出し組み立てれば、それなりに簡単に

                  建築模型らしいものが出来あがりはしますが

                  でも面白くないんですよね。これって

                   

                  編集_P1710491.jpg

                   

                  現場が近いので出来た模型を持って行って実物と並べてみました

                  写真をベースにつくったのでそれなりに似ているとは思いますが

                  面白くないんですよね。これって

                   

                   

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                  さらに彼の作品は加熱式タバコのIQOS(アイコス)から

                  沖縄のタバコうるまにも及んでいました

                   

                  編集_WS000131.jpg

                   

                   

                  右が実物のうるまですが、常に感じるのはRh君の作品は

                  本物に似て本物でなく、しかも本物よりも本物らしく

                  見る人に強く訴えかけてくるチカラです

                   

                   

                  比べて思ったのは

                   

                  それは美川憲一や島倉千代子のマネをするモノ真似のスペシャリスト、コロッケの面白さであった。

                  本来は違うものが、本人をリスペクトし、堂々と成りきってみせる面白さとでも表現したら良いのだろうか?

                  本当はこうじゃないけど・・・というのはRh君の作品についても同じことが言えるだろうと思う。

                  試しに彼の東横INNを旭橋に建ててみると、こんな実物があったら倒れちゃうだろうと思うが、なにか恐ろしいリアリティを持って見る人に迫り、Rh君の思い入れが詰まっているその景色に感動を覚えるのだ。

                  実物とは違うし縮尺的にもけして正確じゃない、でも、問題はそんなことではなく僕にはこう見えるんだよ!!という彼の目を通した世界感をそこに見るからこそ、無生物であっても冷たいモノではない暖かさ、ユーモアとともに深い味わいを覚えるのだろう。

                  ただの模型では、このインパクトは出せない。

                   

                  平行して作っている沖縄のタバコ”うるま”の出来も素晴らしい。本物よりも本物らしく、高級感すら漂うのは彼の純粋にして卓越した色彩感覚と形状認識の成せるワザといえるだろう。

                  沖縄のタバコ銘柄といえば”うるま”以外では”バイオレット”、”ハイトーン”だが・・・と、思っていたら、帰ってさっそくバイオレットを作ったそうだ。

                   

                  下町ロケットに思う、変人の薦めの項目でも書いたけれど、息子さんの制作意欲のために、ご自分たちは吸わないタバコのデザインを調べてあげたりする親御さんの理解も才能を伸ばす環境を支えているように思う。

                  さなかクンが魚の絵を描くために、わざわざ切り身ではなく頭のついた魚を買ってきていたというお母さんのエピソードを思い出す。

                  親としては、自分の子どもゆえに沸き起きる感情があるでしょう。

                  誰にでもできることがなんでうちの子にはできないの?と悩むことも、誰もできないことができるわが子の能力に期待することも、どちらも普通に抱く感情ではあるでしょう。

                  しかし誰でもできることは今からはAIがヒト以上にスマートにやってくれる時代である。ヒトだからこそ、ヒトにしか分からない感情に訴える能力を磨くことに軸足を移すべき時ではないのだろうか。

                  同じことが出来てホッとしたいむきもあろうが、周囲から変人と言われようがAIに出来ないことをしてびっくりさせる人材が寵児となり、日本を救う時代もそう遠くはないとボクは思っている。

                  なんでできないの?ではなく、うちの子にしかない可能性にかけるべきだ!と言いきってしまいたい。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  題ナシは台無しを意味しない

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                    こだわりの工作室をやっていると世の中には二種類のタイプ

                    の人間がいるんじゃないかなと思う

                    ひとつは他人の考える価値感に自分を合わそうとするヒトで

                    もうひとつは他人の目に無関心で自分の価値感で動くヒトだ

                     

                     

                    ここでは仮に上をAタイプ、下をBタイプと名づけることにしよう

                    すると工作室の中心でもあるRh君、ぴっころキッズスタッフT君

                    そしてボクとメンバーはすべて自分の価値感で動くBタイプになる

                     

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                    自分勝手といえば誠に自分勝手。指示に従おうとはせず自らの

                    興味のおもむくまま、やりたいようにやってしまうタイプだと

                    言っても過言ではない気がする

                     

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                    またコミュニケーション能力に不足していたり、他人との協調性に

                    欠けてたりすることで浮いたりハブられたりもしているのかも知れ

                    ないが元来、他人の目が気にならないだけに無頓着なことも一緒だ

                     

                    編集_P1700942.jpg

                     

                    こうした性向が指示された通りに周囲と協調して出来ることを最も

                    重要だとする教育や職場においては相容れにくい要素となることも

                    容易に想像でき、評価されないばかりか障害とされることも多い

                     

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                    そんなBタイプも短所だけではなく長所がある。誰に言われなくても

                    自分の課題に熱心に取り組む姿勢は立場や評価のために動くAタイプ

                    とは対照的に馬鹿正直と思われるくらいに謙虚で妥協がないところだ

                     

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                    見ていただいている作品たちは、こうした自分本位な楽しみを追求した

                    結果の産物で誰にやれと言われたわけではなく、否、むしろ、やるなと

                    言われても作ったり、やってしまった結果だということが言えるだろう

                     

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                    他人の意向に沿わない分、意外なものができあがるのもこうした

                    特性に由来するのだと思って存在を認めてもらえたらありがたい

                     

                     

                    逆に指示に基づいて動く優等生のAタイプの人たちに尋ねたいと思う。

                    与えられた夏休みの宿題以外で自分が宿泊したホテルを以降、何週間

                    も思い続け、愛情をこめて模型を作るようなことってありますか?と。

                     

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                    ボクは他人の指示に従って皆と力を合わせ目標を達成する能力の高いAタイプ

                    と自らの興味関心から沸いたアイデアをもとに自発的に行動するBタイプとが

                    共利共存することで人類全体の幸せが増大できたらいいなと思っております

                     

                     

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                    作品解説

                     

                    最初のペーパークラフトはRh君が10連休にセントレアに行き、宿泊した東横INNが気に入ってしまい焼きついた思い出のイメージをもとに作ってしまったホテルの立体模型(駐輪場つき)

                    次のコラージュはニュース解説で有名な方を見てひらめいたキッズスタッフがハサミで切り抜き、ボクにそそのかされてつくってしまったコラージュ作品、さらに最後の牛乳パック飛行機は同じような構造でRh君と建物を一緒に作ろうかと思ってサンプルに作りはじめたものの、結局、お互いの作風に影響されることもなくボクの個人の趣味のまま出来上がったホームビルト機のコンセプトモデル。

                    お互いその存在は認めつつ、ほぼ影響もされないBタイプ人間たちの節操のない展示会は、これからもしばらく続くのかも知れない。

                     

                     

                     

                     

                     


                    好奇心ある子には博物館を見せよ

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                      毎回、こだわりの工作室と銘打ちながらも興味の振幅は大きく「今回はきっとこれだ!」とボクが勝手に思いこんで用意したものには飛びつかず、別のものに関心が移ってきた過去の経緯を踏まえ、逆にRh君の動向を調査してみることにした。

                      親御さんから得た最近の情報によると・・・

                       

                       

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                      元号も変わった空前絶後の5月の大型連休にはリタイアしたB787初号機を展示するためセントレアにオープンしたフライト・オブ・ドリームスをはじめ、日本の航空発祥の地のひとつとして名高い名古屋界隈の航空記念館まわりをして来られたようだ。

                       

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                      その訪問先の中には、ゼロ戦の試作機である十二試艦上戦闘機が初飛行をした各務ヶ原飛行場に隣接のかがみがはら航空宇宙博物館や、現在世界の民間機市場に打って出るべく全社を上げて取り組む三菱のリージョナルジェットMRJの記念館など、日本の航空を知る上でとても重要でホットなスポットが含まれていた。

                       

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                      各地で収集したというカタログや資料を見せてもらっただけでも、彼にとって、この10日連休は十分、夏休みの宿題としてまとめられるくらいボリュームを持つ経験だったことが感じられる。

                      彼は彼の知りたいことで心が動く。せっかくB787のコクピットに入るチャンスを得ながらも計器や操縦システムよりもドアの構造に関心を持ったというエピソードも彼らしい。博物館では観たいものを観ればよいのだ。

                       

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                      そして多くの飛行機を見たこともあってか石垣島に戻って彼が一生懸命、製作に取り組んでいるもの。それはB787のエンジンらしいことも聞きつけた。

                      実機に触れたのがフライト・オブ・ドリームスだし、青組ファンの彼としては製作中のエンジンはGEnxではなくロールスロイス・トレント1000ということだろうか?一斉点検で問題になったヤツってことだけどね。

                      モーターに取り付けたカウルには、もちろんシェブロンノズルも装備されている。

                       

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                      そしてこれが製作したインパクトのある低圧ファンだ。ここに彼の非凡な才能とAI的最適化とは無縁のアールブリュット的なセンスを感じるのである。

                      正直、このファンをモーター軸にどうやって取りつけるの?と思って見ていたのだが、Rh君はこともなげにブスっと軸を挿しセロテープで止めて作業を完了した。

                       

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                      これがロールスロイス・トレント1000のモーターライズ版ペーパーモデル完成の図である。マニアックすぎて、他人に見せても良く出来たね、とは言ってもらえないかも知れないがストレーキもちゃんとついているし平面からカウルの曲面を作り出そうという努力のあとも伺える。

                       

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                      これに電池ボックスと不要な基盤からとったスイッチをつけて始動も停止も可能なトレントエンジンとして今回の完成品とした。

                      なんと面白いのは回すとファンがカウルに当り、いろんな音が出て不思議なリアルさを醸しだすことである。これを意図していたんだとすると凄い。

                      最初、こんな小さいファンが回っても誰も気づかないだろうと思い、もっと大きいのにしたら?とアドバイスしていたボクは反省したのであった。

                       

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                      ボク的にはこれにスロットルレバーをつけボリュームをつけ加えたら、スラストコントロールもできて面白いかな〜と思ってこんなユニットを提示をしてみたのではあるが、エンジンテストベッドのような姿には実機のイメージがいまいち感じられなかったのかも知れない。即、却下!

                       

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                      そりよりもスイッチ代をケチり、既存の不要基盤から取り外して使用したカニバリ技術(※1)の方に関心を持ってしまい、付けたり外したり半田ゴテを個別終了の時間が来ても手放さないRh君であった。

                      「また余計なことを教える」との教育的指導も受けそうな気はするのだが、技術屋が生きてゆくうえではマスターすべき大事な手法ではある。

                      指定された新品をマニュアルどおり取り付けるのは比較的誰にでもできるが、これでなんとかしろとゴミの山を指差されて中から使える部品を探して修理するには互換性や残寿命などチェンジニア(※2)にはできない知識や応用力などのスキルが必要とされる。

                      人生で出合う先輩の中には模範となるヒトも居れば、ボクのようなヒトもいる。博物館で多くのものを見聞きして知識を増すように多くの経験をする中で、いいこともわるいこともで自ら感じ取ってもらえたらありがたい。

                       

                       

                      ※1:修理の際、壊れた部品をスクラップになった他機から取り外してきて取り付ける、応急修理的手段のこと。新品を用意する時間的、経済的余裕の無い現場では多用される常套手段。

                       

                      ※2:最近の工業製品はなんでもモジュール化され、壊れた部品ひとつひとつを修理するのではなく怪しい基盤やシステムごとごっそり健全なものと入れ替える交換修理が多くの部分を占める。根源の部品欠陥にまで追い詰め修理してきた先輩たちへの敬意もこめて交換するだけのエンジニアを自ら自嘲的にチェンジニアと呼ぶ。


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