総じて凝り性なヒト特集

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    何に興味を持つかは、ヒトそれぞれですが

    ハマってしまうと一途という方々が

    僕の周囲にはよく集まります

     

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    Rh君のいまの興味の対象は電車のようです

     

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    先日来つくっているJR西日本の221系の先頭車両に続いて

    中間車両をつくると

     

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    次回に備えて225系の電車を調べておりました

    私には違いと魅力がよくわかりませんが

     

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    そして毎年、自作プラモカレンダーを送ってくれるNobby氏は

    相変わらずユンカースを作り続けているようで

     

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    すでに、来年のカレンダーの作品に取り組んでいるとのことで

    付属のショートのベルの構想はすでに出来ているとのこと

     

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    毎回、Rh君と一緒に紙製ボディを作っていたボクは

    だんだんレトロな世界に入ってゆき

     

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    気づくとテーブルの上は、ぴっころワーゲンの

    エレファントウォーク状態に

     

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    そして、今、キッズはというとママチャリの

    性能向上のことでアタマがいっぱい

     

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    ダイソー通いを続け、引き足でもこげるペダルを製作

    登坂能力と速度向上を狙う

     

     

    おたくは世界を救うか

     

    ボクらに共通なことは、ハマりやすく他人がそれをどう思うかではなく独自のこだわりを持つこと。

    また誰かに誘われたり、促されたり、やらされているわけでもない。

    うまく出来たからといって、成績があがったり、給料があがったり、社会的地位があがったりもしない。

    自分なりのテーマで次々に目標が生まれ、夢中でやっているだけである。好きなことに興味をもち、そのことでアタマがいっぱいになってしまい、突っ走る過程で周りとの間にギャップが生まれてしまうだけである。

    周囲からは「もっと他にやることはないの?」「いまそれをやる時間?」「普通のこともろくにできないくせに」「その労力を**に向ければ・・・」みたいなありがたい感想をいろいろ頂戴したりもするだろう。

    確かに社会から求められていることとは違ったりするのかも知れないけれど、ボクはこれはこれで必要なことだと思っている。

    発達障害というくくりも多分に現在の価値観からの逸脱ととらえて病気のように言われるけれど、不都合なこともあれば都合の良いこともある。だいたい現在の価値観や世の中を前提として、良いと言われること、やれと言われたことを踏襲しているだけでは明日は変わらない。

    傍から見たら小さな世界かも知れないが、その中で主体的に楽しく追い求めていたら、病気のヒトしか気づかない新たな発見があるかも知れず、それが新しい世界感を切りひらくかも知れない。

    数的に多いのがマトモ。正常以外は異常。成功以外は失敗、自分以外は他人という考え方はあまり社会を幸福にしないんじゃないかと思う。

    自分には分からない価値観を認めて「おたくは何に興味があるの?」と聞いて互いに少し感心できたら、社会はもっと多様性に満ちた住みやすいものになる。そう思う。

     

     

     

     

     

     


    ”221系の仲間を増やせ”の巻

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      たった一両では列車として遊ぶには短すぎる

       

      そう考えたのだろう

       

       

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      さっそくRh君は、待ちかねたように来所すると持参した

      製作途中の2両目の作成にとりかかる

       

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      1両目で試作で情報収集は済んでいるので、何も見ないで

      話しをするのももどかしそうに黙々と製作するRh君

       

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      どこで身につけたか、業界用語で言うところの現場合わせ

      この技で図面も引かず、計測することもせずに前回と同じ

      スケールで2両目をつくりあげた

       

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      室内レイアウトは通勤電車タイプだ。黒い部分は優先席

      屋根を閉じる前に慌てて撮らせてもらった

       

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      あらかじめ今回は電車なので線路上で一緒に遊ぼうと

      レールと台車を用意していた

       

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      ちなみボクも例によって牛乳パックで、Rh君の真似をして

      作ってみた221系の先頭部分

       

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      アチャー!!新幹線並みに作ってしまった標準軌では

      Rh君の車体幅と寸法が合わず、お神輿状態に

       

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      結局、レール上に直置きで遊ぶ羽目になってしまった

      ごめんね。Rh君

       

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      それでもRh君のたくましい想像力によって221系は

      紛れもない実車となって目の前を疾走したのです

       

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      「ブ〜〜〜ン」と模型飛行機を持って飛ばしている飛行機オジサンと

      同じ眼差しがそこにはありました

       

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      その世界に入れば紙の列車は鋼でできた車両の重量をもち

      人を乗せる大きさを持っていました

       

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      その夢の車両は、JR西日本の枠を超えて世界中の

      どこの駅にも乗り入れることもできれば

       

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      新幹線のレール上を走ることもでき

      時速300km/hで疾走することさえできました

       

       

       

       

      温泉は熱いうちに吹け

       

      鉄は熱いうちに叩けと言います。どちらかというと日本の社会では、これを頑固な大人になってしまう前に従順な人材としてひとつの価値観の型枠にはめてしまうのに都合良く使っていないのかなと思います。

      その子の性格によってなのかも知れませんが、ある子にとって好きなものは、おそらく言語より以前、教育より以前にすでにある気がします。

      電車はどこかに行くのに便利だとか、タクシーより安いとかいう以前に電車が走っているのを見るのが、むしょうに楽しいのだと思います。まだ物心もつかないうちからユンボをうっとり眺めている子がいます。乗ることとはまったく無関係に、飛んでいる飛行機を日がな一日、眺めていても飽きない子もいます。なぜでしょうか?なぜだかわかりません。好きなものは好きだからです。

      そして、そういうときの眼差しは決まって同じ輝きを持っています。

      Rh君の電車を走らせて遊ぶ瞳にも同じ輝きを感じますし、普通の価値観からは自由で型枠が前提の従順な人材は、けしてやらないことへの情熱を感じます。

      何かが好き。それは体内奥深くに潜む鉱脈なのだと思います。それ以外のものに関心を持たなくなってしまうとさまざまは弊害がありますが、使い方次第ではレアメタルや温泉のような効果を持つものです。

      周囲とのバランスを考え大切に伸ばして育てると本人はもとより周囲や社会にも変化を与え、みんなを豊かにする原動力にもなり得るとボクは思っています。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      鉄男君の部屋

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        こだわりの対象は前回までのゆいレールから

         

        いつしか電車に変化していた

         

         

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        今回、Rh君の持ってきた電車は立体アートの風情

         

         

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        ネット動画を見て作ったという電車、専門外の僕には皆目???

        どこを走る何なのだかネットで調べる

         

         

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        JR西日本であることと、色調などから、これではないかと

        たどり着いたのが

        阪和線を走る221系という車両だった

         

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        ゆいレールのときに思いついた室内イルミネーションで

        今回も雰囲気のある夜の電車を演出してみる

         

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        LEDを入れると、なんだか、怪しい魅力に包まれる

         

         

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        胴体側面にはクハの文字が。どうやらクハは

        運転台が付いている普通車を示すらしい

         

         

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        そしてPC上での情景づくり

        まずはホームのレール上においてみる

         

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        車内に色の変わるLEDを入れて撮影後

        ホームの夜景に合成してみる

         

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        うん。意外にも違和感がない写真ができあがった

         

         

        毎回、ボクの理解を超える作品を送り出してくれるRh君。

        今回は電車を持ってやってきてくれたが、ぴっころスタッフには撮り鉄はおろか、鉄男も鉄子もいないので、型式も路線もわからず難儀することに。こんなときKn君が居ればわかるのだが・・・

        車体に描かれた文字、色、Rh君の発言をたよりにネット検索して、これだろうと特定されたのがJR西日本の221系という電車だった。後からお父様から確認したところでは、はたして正解で、詳細はここにあるとのことでした。JR西日本221系電車

        なるほどJR西日本では広く使われている車両らしい。

        一方、Rh君の作品は窓などのガラス部をテープで透明化する手法はゆいレールより踏襲されており、車内が覗けると同時に、LEDを入れて遊ぶと美しい夜景を楽しむことができる。

        今回は電車なのでホームの夜景などとあわせてみたが、沖縄に鉄軌はない、作業をしながら自分が内地のサラリーマンだった時代を思い出し、しばし懐かしい時に浸る。

        この電車が突然、ホームに入ってきたらビックリするだろうが、職場から一杯やっての帰りみち千鳥足で見た電車は確かにこんなふうに少しユラユラと柔らかく揺れて瞳に写っていたような気がする。

        Rh君のこだわり作品は対象物への知識と愛情が詰まっていて、本物よりも強い個性で迫り、見る人をその世界に誘い込むのが特徴だ。

        終電が途中駅どまり、その先はてくてく歩いて帰った思い出など、ここ八重山の地では無縁になった遠い記憶を呼び覚まさせてくれたRh君の秀作であった。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         


        ルミナリエ@ぴっころ

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          早いもので、もう師走に入る。ということで

           

          今回のこだわわりはLED照明

           

           

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          最近では車内まで作りこみ、ガラス部品をテープで

           

          透明に表現するようになったRh君

           

           

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          そこで彼のゆいレールの中にLED照明を入れてみると

           

          温かみのある情景ができあがった

           

           

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          個別室の電気を消して、しばらく夜のゆいレールを楽しみ

           

          Rh君の車内アナウンスを聞く

           

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          先回にひき続き、再び復元に向け動き出した首里城を

           

          バックに夜景を再現してみた

           

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          実際はわらないが、こんな光景もありそうで

           

          雰囲気は十分感じられる

           

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          今回、一緒に持ってきてくれたRh君作品

           

          マインクラフトから”村人”

           

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          そして、キッズも好きな”ダンボー君

           

           

          デザートにイルミネーションはいかが

           

          100均に行くとLEDライトだけでもひとつのコーナーができるほど、たくさんの種類が売られている。

          コンパクトで色が変わりながら輝くものなども売っている。しかも、ほとんどが試験用のボタン電池まで入って税込み110円というお値段だ。

          ダイソーの電子関連の棚周辺を行きつ戻りつしながらボクは考える。これは、もしかして・・・透明テープを両面から貼り、透明ガラスを表現しているRh君の作品と非常に相性の良い商品ではないだろうか、と。

          こうして、使えそうなものを買い集め、今回はイルミネーションを中心に攻めてみた。

          案の定、ボタン電池タイプをRh君作のゆいレールの中に入れてみるとなんともいえない情緒が感じられ、絵本の1ページのようだ。

          昼間なので車内の光が目立つ様、カーテンを閉めたりしているとスタッフAさんが気を利かせて部屋の電気を消してくれた。

          自然にRh君の口からは「ドアが閉まります。扉に手を挟まれないよう、ご注意ください」、「The next  station is Akamine・・・」と流暢なアナウンスが聞かれ、完全にその世界に入って魂を遊ばせている少年とオジサンが居た。

          クリスマス近し、各ご家庭でツリーを飾るのも良いですけれど、親子の工作にLEDを入れたら、部屋の電気を消して鑑賞されてはいかがでしょうか。

          長い夜。いつもより、ちょっと贅沢なひとときを過ごすことができるかも知れません。

          同じ感動は心の距離を縮めるものです。

           

           

           

           

           

           


          路線延長の先にあるもの

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            Rh君の車両は想定より長かった。ゆいレールも

            てだこ浦西まで延長されたことだし

            ぴっころのレールも延長することにした

             

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            今回の新作を延長された高架に載せる。それだけでも

            ずいぶんと”らしく”感じられるものだ

             

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            こうした楽しみで大事なのは、自分の満足行くまで

            その気分になることなのだ

             

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            今回の作品の特徴。それはしっかり作られ強度が高いこと

            また変形に対する抵抗力が強いことだ

             

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            車窓も透明に作られているので、内部にLEDを入れて

            暗い室内などでみたら臨場感ありそうだ

             

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            前部にドアがありアームでスライドする仕組みに

            なっている。芸が細かい

             

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            こちらは”都心へビューン”と”京急”という文字が・・・

            どうやら大阪には京急カラーのラッピングモノレールが

            実在するようです

             

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            こちらは製作途中の駅舎。内部のエレベータを壁面の隙間

            から覗いたところ

             

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            こちらは地上から駅舎に登ってくる階段と思われるのだが

            平面を組み合わせて立体を作るのでこの段階では詳細不明

            しかし彼の頭の中ではすでに出来姿が見えているのだろう

             

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            実は駅舎だけではなく車両内部も連結部分の穴から覗くと

            室内装備品も作りられていることがわかる

            見えないところへのこだわり、これぞマニアの真骨頂だ

             

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            ボクはボクで、前回の木製台車をアルミ製に変えてつくり直す

            摺動面での摩擦低減とスリム化への取り組みだ

            左右のバランスに悩み片側に電池と鉛のウェイトを積んだ

             

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            先日、全焼し復興に向けて取り組む首里城をバックに

            せめてもジオラマとして再現してみた

             

             

            町並みを拝見に走らせてみた。いずれはRh君の作った

            街の風景の中を走らせてみたいものである

             

             

             

             


            魅惑のオタク・コラボレーション

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              こだわりの工作室には決まった課題も宿題もない

               

              毎回、どこからか降ってくるから

               

               

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              今週、Rh君が製作にハマっていたものはゆいレールだった

               

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              車社会の沖縄本島で58号線は渋滞、鉄軌のない沖縄で

              唯一定期運行で活躍できるモノレールだ

               

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              いま、彼はこんなラッピングボディを作っていると親父様から

              ナイショで教えてもらった

               

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              裏を返すと、このようにレールをはさむ形状で

              作りこまれている

               

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              彼はこうしてウレタンのレールに挟んで遊んでいたらしい

               

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              そこで、ボクは下準備の時間に、こんなものを思いついて

              ためしに製作してみた

               

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              ぴっころにやってきたRh君は、台車が目に入るや瞬時に

              ボクのその意図を理解した

               

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              床の根太に使っている角材をレールにしてその上を走る台車だ

              建材屋に行けば4mものも買えるだろう

               

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              そしてレールの上の台車を行ったり来たり切り替える

              実に素朴な操作卓

               

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              スイッチ・ギアボックスは以前つくったクレーンのモジュールを

              ばらして再利用したものだ

               

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              Rh君のつくってきたゆいレールを台車に乗せれば往復で

              モノレールとして動く仕組みだ

               

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              2連結のゆいレール車体には台車がだいぶ短すぎたが

              なんとか載ることがわかった

               

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              左右に動かして遊ぶうちには連結部から折れ曲がって落下

              する事故が起こったりするのも愛嬌だ

               

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              そのゆいレール2019年10月1日から首里から先に4つ駅が延長されて

              てだこ浦西まで延びていて旬な話題でもある

               

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              路線図と運賃表を確認したRh君は、おもむろにハサミを

              手にすると紙を切り出した

               

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              彼がつくったのは、那覇空港から首里までの往復、子ども運賃の

              切符だったが透かしと磁気テープが実に”らしい”

               

               

              この際、興味として、モノレールのスカートの下には

              いったい何があるのか覗いてみる

               

               

              スカートの下には電動機、ダブル駆動輪のほかにガイドローラー、左右

              に転ばないための安定輪、集電装置やディスクブレーキ、クッション等

              が装備されているんだ。隠された真実にワクワクするでしょ?

               

               

               

              言葉不要のコラボ

               

              そう。最初は相手は小学1年生だ。と、ボクも指導めいたものを意図していたのかもしれない。

              しかし、今日はこれをしよう、あれをしよう、そうボクが考えたように彼はたいてい動かないし、そうしないほうが結果的にも面白いものが出来あがることもわかってきた。

              考えてみればボク自身もこだわりが強く、Rh君も好きで自発的に何かをしないと楽しめないタイプだから当然といえば言える。

              世の中、嫌なことでもやらなくてはいけないことはいっぱいあるのはわかっているけれど、まずは好きなことをするうちに気づいたら嫌なこともやっていた・・・という方がボクにしても彼にしてもやり方として向いていると思う。

              細かいことにこだわって車体を作るRh君とこれが動いたら面白いだろうなと思ったボクが打ち合わせもせずにコラボして出来たゆいレール。そこに修学旅行の準備から戻ったキッズは作品を見て、これをケーブルカーにしようと急傾斜にし、すべるレールと車輪の摩擦を向上させる粘着タイヤや垂直荷重を増大させる錘を付加し、登坂能力を48度まで増大させた。

              ボクには、この一連の意図しないコラボは何かを暗示しているように思われた。

              実物に感動しユニークな車両をつくるヒト、それに啓発されて駆動部分をつくる人、それが出来るのならばと、坂を登らせようとするヒト。

              ほとんど言葉による連携はないのに、次々と発展を遂げていることにワクワクする。そのワクワク感がものをつくる上に必要ではないのかと思う。何かを見て、もっと良いものができるかも?といういうイマジネーションに支えられて技術立国日本があったはずなのだから。

              新しいボディは?レールをつなげるには?、曲げるには?、ワイヤレスにするには?、速度を変えるには?・・・どんどん夢は広がる。

              毎回、「先生、次はどうするのですか?」と聞いたり「先生が目標にしたところまで出来たのでハイ終わり」というだけが課題でも学習でもないものと考えているので、しばらく自由学習を継続してみたいと思っている。

              ただ、本当に勘弁してほしいのは、他人の所有物が勝手に別のものに使われていたり、持って行ってしまったり、気づくとバラされていたりすることなのだ。
              みんな突っ走る性格なので、お互いどれが誰のものかもわからなくなり揉めることがままあるのは確かだ。しかも時間の管理も、片付けもまともにできない。山崎シゲル君にも似て、そこが僕たちに共通した課題だと思っていて、ときとして発達障害といわれ病的に欠如している部分なのだろうと思う。
              誰のものか認識したり、使うときには持ち主に断ったり、TPOをわきまえたり、説明して許可を得たりできるようになったら社会でもそこそこ使える人間になれる。きっとそう。そうだったらいいなあ、と自らも希望している。
              ボクは先生ではない、一緒にがんばろうじゃないか。

               

               

               

               


              ”衛星をとらえろ”の巻

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                こだわりには旬がある。Rh君のマイブームは

                 

                BSアンテナだった

                 

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                Rh君の習作。この時点でアンテナ本体は平面だった

                 

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                amazonマークがついているが、目指したんのはこんな

                パラボラアンテナだと思われた

                 

                 

                さっそく画像検索をして、作り方を考える

                 

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                わからないことがあると画像検索をしながら

                本物に近づけてゆく

                 

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                今回はパラボラアンテナ面を作るのに円形を切り抜いてから

                周囲にマチを入れ縮めて、お椀形状を再現する

                 

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                リアリティが増すとともに細部にもこだわる。検索結果を取り入れ

                仰角調整スリットの表記も再現した

                 

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                日本の各地の緯度でアンテナの仰角が変わるので、取り付け部

                にはこんな表記があるんだね

                 

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                さっそく自分の作品にも仰角調整装置をつくり

                日本地図を描いたRh君

                 

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                取り付けマウントまで作りたかったけど、今日はここまで

                BSのパラボラアンテナの感じを表現した逸品だ

                 

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                変わって、ボクのパラボラ面の習作。お椀が深くなりすぎ

                帽子かサーカスのテントみたいになってしまった

                 

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                ならばと、よりフラットなカットにしてみたのが、こちら

                 

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                一目で牛乳パック再利用がばればれの裏面、牧場うまれの

                パラボラアンテナだがそこそこイケそう

                 

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                ネットで見つけた変わったパラボラの例。扇型をつなぐ方法もあるけど

                こんな同心円で輪切りの方法もあるのね

                 

                 

                次の課題はなんだろう

                 

                そう考えると、ボクもちょっとワクワクする。Rh君の興味の対象はその時々で変わり、東横INNシリーズのように、多くのバリエーションでしばらく展開することもあれば、ふとしたことで気になるものを目にして火がつき、はさみをせわしなく動かし新たな製作に没頭することもある。

                面白いのは対象への目の配り方だ。今回も彼は、仰角調整のスリット部分に描かれた日本地図を描くためにウェブ検索していたのは日本地図そのものだった。

                パラボラアンテナに興味をもち、それを作る過程で日本地図の地域と緯度の関係が頭に入るという、教科書にはない一挙両得の勉強法だともいえるのではないだろうか。

                ボクもショートケーキのカットラインを少し膨らませてつなぐと、意外にも簡単に杯ができることを体験でき同心円の輪切り方法のパラボラアンテナの写真を見て、同じように円錐台をつなげて飛行機の胴体が作れそうだと思いついた。

                紙のBSアンテナでは、衛星の電波は拾えないが、脳内に新しい情報を取り込むには貢献をしてくれていた。

                 

                 

                 

                 


                こだわれる季節だから

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                  夏休みが、子どもの成長にとって大きな意味があること

                   

                  それを改めて主張したいと思います

                   

                   

                  普段、学校の勉強で自由にならない時間も

                  夏休みだと宿題はあるが自由度は高い

                   

                   

                  やりたいことがある子どもたちにとっては自分を確立する

                  大事な人生の時間なのだ

                   

                   

                  東横INNいのちのRh君の作品は夏休みに入って

                  その製作ペースに拍車がかかっていた

                   

                   

                  極めつけは、その東横INNメイン建物とその周辺環境である

                   

                   

                  まだ工事中なのか、メイン建物の敷地周囲には

                  工事用のフェンスが張り巡らされ

                   

                   

                  作業員の休憩室のプレハブが置かれ

                  手洗い場まで設置されている

                   

                   

                  そして工作車両の重機の中にはクレーンから、ミニユンボを

                  利用した移動クレーン車までが置かれている

                   

                   

                  今回はこのキャタピラー社製移動クレーン車の頭部を固定式から

                  360度回転可能式への改修とLED取り付けを実施

                   

                   

                  Rh君の新規製作のバックホーのバケット部分

                   

                   

                  ボクはユンボのアームメカニズムのシミュレータを製作

                  土を掘り持ち上げる工程を再現してみた

                   

                   

                  油圧アクチュエータ部分をストロークさせることで

                  自由にアームを上下し

                   

                   

                  バケット部分をくるりと回転させ、土を掘るイメージを楽しむ

                   

                  押し引きのできる油圧シリンダーとアームが動きの鍵だが

                   

                  ヒトの役にたつこんな機構を考え出したヒトは天才だと思う

                   

                  そして夏休みは自分の中にある天才に出会うチャンスでもある

                   

                   

                   

                   

                  かくしてですが・・・

                   

                  夏休みに大きく飛躍する子どもたちに大人も負けないよう、我々ぴっころの職員も、お盆行事や、家族で過ごす時間をとること、さらに日常業務の目線からでは得られない広範な見聞を深めるための研修期間として8月13日から17日までぴっころの夏休みとさせていただきます。

                  その間、各ご家庭には、ご不便もおかけするとは思いますが、普段の日中、おうちの外で過ごされているお子様と向き合い一緒に過ごす時間を持っていただく様、お願いいたします。みんなで成長する夏休みになれば幸いです。

                  休みあけは8月20日火曜日よりブログともども再開させていただきます。

                   

                   

                   

                   

                   


                  ジオラマの魅力ふたたび

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                    以前もご紹介した天才的情景師アラーキー

                     

                    駄菓子屋のジオラマの本を書いた

                     

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                    これって本当にジオラマなのかと思うくらいになんとも凄い

                     

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                    左端にある一円玉を見なければ昔懐かしい駄菓子屋の店内を

                    写真に撮っただけかと思ってしまうが

                     

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                    これ全部がアラーキー手作りのミニチュア

                     

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                    全てが実例をもとにした彼の創作であり、情景作品なのだ

                     

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                    指が入ってなかったら、ただの古ぼけたガスメーターだ

                     

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                    この本には、どうやって作るのか事細かに解説があるが

                     

                    見ても簡単にマネのできるシロモノではない

                     

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                    綺麗な看板を作ってから汚して行くテクニックにより

                     

                    重ねた歳月が再現され、リアリティは増す

                     

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                    風呂場なんてサイズを示すものがないと本物かと

                     

                    思ってしまう臨場感だ

                     

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                    憧れるけど、ボクには高度すぎるので、とりあえず

                     

                    ダンボール箱を真似してつくってみた

                     

                     

                    超言語なセカイ

                     

                    前回のRh君の東横INNもそうだが、生粋のクリエーターという人種には一般性、社会性、協調性が欠落している代わりに、一切の妥協もないのではないか。

                    そこには追い求める対象へのあくなき探究心のみがあるのではないか。

                    心を揺さぶられる作品を見ていると、そんなことを感じる。

                    アラーキーの場合、現在はお仕事としてやられているので、クライアントの要望やらギャラ、期限といった現実の生々しい世界と完全に切り離して成り立っているわけではないと思うが、創作のモチベーションとしては、共通のように感じる。

                    作りたい、と思う故に我あり。それは”描きたい、が止まらない”の古久保憲満君とも源流としては同じなのではないのだろうか。

                    自分の中に持っている世界感を描き出すことが、この世の中で唯一の存在である自分が生きている証であり、言葉なき主張であり、自身の楽しみなのではないのだろうか。

                    そして、たとえ自分独自の世界感をうまく言葉では言い表すことができなくても、分身でもある彼らの精魂こめた作品によって社会との関係を構築したり、自分を確認したり、コミュニケーションの手段としたり、あわよくば生業にしたりできたりすれば、障害があろうとなかろうと本人にしかできないシアワセな世界へと通じる道なのではないだろうか。

                    ***したい、を止めたらいけないような気がする。

                     

                     

                     

                     


                    オモロイ、おもろまちをつくる

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                      Rh君の東横INNへのこだわりは強く、旭橋店からさらに美栄橋店

                       

                      おもろまち店へと工作の輪は広がっている

                       

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                      初期の作品より紙厚が増し、コンパクトになったことで

                       

                      構造がしっかりし、自立性が増した

                       

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                      そして、複数のホテルが製作されたことで鑑賞の楽しみも増えた

                       

                      下は回転台の上でくるくる回しながら見るRh君

                       

                       

                      持参した最新の3つの東横INNを床面に置き俯瞰で見ることで

                       

                      鳥の目線を得て、都市構想を思いついたようだ

                       

                      編集_P1720886.jpg

                       

                      地面からの視線は実際に場所に行ってみれば分かるし

                       

                      Googleストリートビューでも確認できる

                       

                      編集_P1720839.jpg

                       

                      しかし上空からの画像を確かめるとなるとGoogle Earthを

                       

                      使う必要がある上に角度にも制限がある

                       

                      編集_P1720855.jpg

                       

                      例えば東急INNおもろまち店をGoogle Earthで上空から

                       

                      観察してみるとこんな感じだ

                       

                      編集_inn0013.jpg

                       

                      ストリートビューよりも角度の自由度が多くて遠近もあり

                       

                      合成するのに時間を要しはしたが

                       

                      編集_omoro15.jpg

                       

                      やってみると、やはり面白い。作品と周囲との境目を

                       

                      どうするかで印象に違いが出てくる

                       

                      編集_omoro12.jpg

                       

                      作品が周囲の環境と浮きすぎても不自然なのかもと考え

                       

                      周囲の映像も加工してみたら、独特の味が出てきた

                       

                      編集_omoro02.jpg

                       

                      赤い街を作ってみたら、これはこれで面白く虚実曖昧

                       

                      アールブリュット的な楽しさがにじむ

                       

                      編集_P1720830.jpg

                       

                      果たして作品を作り続けているRh君は、自分の作品が

                       

                      溶け込んだ街をどう見てくれるのだろうか

                       

                       

                       

                      合成しながら考えた

                       

                      Rh君はいつも自分自身でモチーフを決め、とり付かれたように作品をつくる。

                      製作の動機は本人に聞くしかないが、楽しいから、対象が好きだから、常に見ていたいから・・・

                      いろいろあるのだろう。

                      でも、それが彼にとって自分を表現し確認する上で最大のツールだということなのではないか。

                      製作の素早さにも特長がある。考えながら作るというよりも、あたかも既に頭の中にあるイメージを時間ももどかしく大急ぎで吐き出しているかのようだ。

                      前回、彼は作品とストリートビューを合成した旭橋店の写真を見て、これも街に建ててください、と言った。

                      実はボクも一連の流れを見ながら、小久保君が絵に描いていたような街を立体で作ったら面白そうだな、と思っていた。

                      かくして、まずは既にある作品をGoogle Earthで見ながら、作品写真と見比べ、近いアングルで切り取る。そこに作品だけ抽出した画像を埋め込んで合成していった。

                      実物と照合して行くことで、製作時に彼の中で何が起きているのかを少し知る手がかりを得たような気がした。

                      Google Earthで見る衛星画像からでは周囲の建物が邪魔して壁面のクリーンショットは撮れないものが多く、完全な平面図、立面図は得られない。にも関わらず立体なので3次元で成立させるためには全面をつくる必要がある。

                      彼は分からない部分は分からないなりに省略し、そして読める文字はきちんと文字数まで再現する。こうすることで、彼の中にある現実の理解そのものを反映した作品ができあがるのだ。こうして得られた作品には写真でもなく精密モデルでもない独自の雰囲気と楽しさと美が存在する。

                      一番、最後の「赤い街」は、周囲の現実と彼の作品とのボーダーを曖昧にして、彼のリアリティを周囲にまで侵略的に拡張したことで独特な雰囲気になったかと思う。

                      結果、オモロイおもろまちが出来たと思うけれど、これを見たRh君は、また何か新しいことをひらめくのであろうか。

                      今後、成長する過程では様々な能力が求められるとは思うけれど、いまあるこの”作りたい”というモチベーションは生涯、失って欲しくないと願っている。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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