こだわれる季節だから

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    夏休みが、子どもの成長にとって大きな意味があること

     

    それを改めて主張したいと思います

     

     

    普段、学校の勉強で自由にならない時間も

    夏休みだと宿題はあるが自由度は高い

     

     

    やりたいことがある子どもたちにとっては自分を確立する

    大事な人生の時間なのだ

     

     

    東横INNいのちのRh君の作品は夏休みに入って

    その製作ペースに拍車がかかっていた

     

     

    極めつけは、その東横INNメイン建物とその周辺環境である

     

     

    まだ工事中なのか、メイン建物の敷地周囲には

    工事用のフェンスが張り巡らされ

     

     

    作業員の休憩室のプレハブが置かれ

    手洗い場まで設置されている

     

     

    そして工作車両の重機の中にはクレーンから、ミニユンボを

    利用した移動クレーン車までが置かれている

     

     

    今回はこのキャタピラー社製移動クレーン車の頭部を固定式から

    360度回転可能式への改修とLED取り付けを実施

     

     

    Rh君の新規製作のバックホーのバケット部分

     

     

    ボクはユンボのアームメカニズムのシミュレータを製作

    土を掘り持ち上げる工程を再現してみた

     

     

    油圧アクチュエータ部分をストロークさせることで

    自由にアームを上下し

     

     

    バケット部分をくるりと回転させ、土を掘るイメージを楽しむ

     

    押し引きのできる油圧シリンダーとアームが動きの鍵だが

     

    ヒトの役にたつこんな機構を考え出したヒトは天才だと思う

     

    そして夏休みは自分の中にある天才に出会うチャンスでもある

     

     

     

     

    かくしてですが・・・

     

    夏休みに大きく飛躍する子どもたちに大人も負けないよう、我々ぴっころの職員も、お盆行事や、家族で過ごす時間をとること、さらに日常業務の目線からでは得られない広範な見聞を深めるための研修期間として8月13日から17日までぴっころの夏休みとさせていただきます。

    その間、各ご家庭には、ご不便もおかけするとは思いますが、普段の日中、おうちの外で過ごされているお子様と向き合い一緒に過ごす時間を持っていただく様、お願いいたします。みんなで成長する夏休みになれば幸いです。

    休みあけは8月20日火曜日よりブログともども再開させていただきます。

     

     

     

     

     


    ジオラマの魅力ふたたび

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      以前もご紹介した天才的情景師アラーキー

       

      駄菓子屋のジオラマの本を書いた

       

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      これって本当にジオラマなのかと思うくらいになんとも凄い

       

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      左端にある一円玉を見なければ昔懐かしい駄菓子屋の店内を

      写真に撮っただけかと思ってしまうが

       

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      これ全部がアラーキー手作りのミニチュア

       

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      全てが実例をもとにした彼の創作であり、情景作品なのだ

       

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      指が入ってなかったら、ただの古ぼけたガスメーターだ

       

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      この本には、どうやって作るのか事細かに解説があるが

       

      見ても簡単にマネのできるシロモノではない

       

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      綺麗な看板を作ってから汚して行くテクニックにより

       

      重ねた歳月が再現され、リアリティは増す

       

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      風呂場なんてサイズを示すものがないと本物かと

       

      思ってしまう臨場感だ

       

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      憧れるけど、ボクには高度すぎるので、とりあえず

       

      ダンボール箱を真似してつくってみた

       

       

      超言語なセカイ

       

      前回のRh君の東横INNもそうだが、生粋のクリエーターという人種には一般性、社会性、協調性が欠落している代わりに、一切の妥協もないのではないか。

      そこには追い求める対象へのあくなき探究心のみがあるのではないか。

      心を揺さぶられる作品を見ていると、そんなことを感じる。

      アラーキーの場合、現在はお仕事としてやられているので、クライアントの要望やらギャラ、期限といった現実の生々しい世界と完全に切り離して成り立っているわけではないと思うが、創作のモチベーションとしては、共通のように感じる。

      作りたい、と思う故に我あり。それは”描きたい、が止まらない”の古久保憲満君とも源流としては同じなのではないのだろうか。

      自分の中に持っている世界感を描き出すことが、この世の中で唯一の存在である自分が生きている証であり、言葉なき主張であり、自身の楽しみなのではないのだろうか。

      そして、たとえ自分独自の世界感をうまく言葉では言い表すことができなくても、分身でもある彼らの精魂こめた作品によって社会との関係を構築したり、自分を確認したり、コミュニケーションの手段としたり、あわよくば生業にしたりできたりすれば、障害があろうとなかろうと本人にしかできないシアワセな世界へと通じる道なのではないだろうか。

      ***したい、を止めたらいけないような気がする。

       

       

       

       


      オモロイ、おもろまちをつくる

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        Rh君の東横INNへのこだわりは強く、旭橋店からさらに美栄橋店

         

        おもろまち店へと工作の輪は広がっている

         

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        初期の作品より紙厚が増し、コンパクトになったことで

         

        構造がしっかりし、自立性が増した

         

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        そして、複数のホテルが製作されたことで鑑賞の楽しみも増えた

         

        下は回転台の上でくるくる回しながら見るRh君

         

         

        持参した最新の3つの東横INNを床面に置き俯瞰で見ることで

         

        鳥の目線を得て、都市構想を思いついたようだ

         

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        地面からの視線は実際に場所に行ってみれば分かるし

         

        Googleストリートビューでも確認できる

         

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        しかし上空からの画像を確かめるとなるとGoogle Earthを

         

        使う必要がある上に角度にも制限がある

         

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        例えば東急INNおもろまち店をGoogle Earthで上空から

         

        観察してみるとこんな感じだ

         

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        ストリートビューよりも角度の自由度が多くて遠近もあり

         

        合成するのに時間を要しはしたが

         

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        やってみると、やはり面白い。作品と周囲との境目を

         

        どうするかで印象に違いが出てくる

         

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        作品が周囲の環境と浮きすぎても不自然なのかもと考え

         

        周囲の映像も加工してみたら、独特の味が出てきた

         

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        赤い街を作ってみたら、これはこれで面白く虚実曖昧

         

        アールブリュット的な楽しさがにじむ

         

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        果たして作品を作り続けているRh君は、自分の作品が

         

        溶け込んだ街をどう見てくれるのだろうか

         

         

         

        合成しながら考えた

         

        Rh君はいつも自分自身でモチーフを決め、とり付かれたように作品をつくる。

        製作の動機は本人に聞くしかないが、楽しいから、対象が好きだから、常に見ていたいから・・・

        いろいろあるのだろう。

        でも、それが彼にとって自分を表現し確認する上で最大のツールだということなのではないか。

        製作の素早さにも特長がある。考えながら作るというよりも、あたかも既に頭の中にあるイメージを時間ももどかしく大急ぎで吐き出しているかのようだ。

        前回、彼は作品とストリートビューを合成した旭橋店の写真を見て、これも街に建ててください、と言った。

        実はボクも一連の流れを見ながら、小久保君が絵に描いていたような街を立体で作ったら面白そうだな、と思っていた。

        かくして、まずは既にある作品をGoogle Earthで見ながら、作品写真と見比べ、近いアングルで切り取る。そこに作品だけ抽出した画像を埋め込んで合成していった。

        実物と照合して行くことで、製作時に彼の中で何が起きているのかを少し知る手がかりを得たような気がした。

        Google Earthで見る衛星画像からでは周囲の建物が邪魔して壁面のクリーンショットは撮れないものが多く、完全な平面図、立面図は得られない。にも関わらず立体なので3次元で成立させるためには全面をつくる必要がある。

        彼は分からない部分は分からないなりに省略し、そして読める文字はきちんと文字数まで再現する。こうすることで、彼の中にある現実の理解そのものを反映した作品ができあがるのだ。こうして得られた作品には写真でもなく精密モデルでもない独自の雰囲気と楽しさと美が存在する。

        一番、最後の「赤い街」は、周囲の現実と彼の作品とのボーダーを曖昧にして、彼のリアリティを周囲にまで侵略的に拡張したことで独特な雰囲気になったかと思う。

        結果、オモロイおもろまちが出来たと思うけれど、これを見たRh君は、また何か新しいことをひらめくのであろうか。

        今後、成長する過程では様々な能力が求められるとは思うけれど、いまあるこの”作りたい”というモチベーションは生涯、失って欲しくないと願っている。

         

         

         

         

         

         

         


        東横INNの私設広報官

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          Rh君のこだわりはインスピレーションだ

          その対象を予測するのは難しいが

           

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          一つにハマると連想されるバリエーションが継続して

          生まれる傾向はあるようだ

           

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          今回、持参の作品は前回の東横INN中部国際空港2に

          続き、東横INN旭橋店だった

           

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          前回の作品よりも紙の厚みが増し、剛でコンパクトな作りだ

          エントランス部分のラウンジの張り出しの表現が秀逸

           

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          実際の建物はこれ。旭橋店の最大の特長を再現している

          この部位が今回のこだわりだったのでないか?

           

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          せっかくなので当該敷地にRh君の作品を建ててみた

          う〜ん、ホンモノよりもド迫力だ!

           

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          宿泊予約を済ませ行ってみたのが、こんなホテルだったら

          どひゃ〜!と思うよね。楽しそうだけど・・・

           

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          事前に建物を作っている情報を得て、今回は立体モノ製作法の

          提案をしようと僕が作ったサンプル、浜崎町の造船所は

          迫力あるRh君の作品の前に完全に影が薄い

           

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          3面図から部品を切り出し組み立てれば、それなりに簡単に

          建築模型らしいものが出来あがりはしますが

          でも面白くないんですよね。これって

           

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          現場が近いので出来た模型を持って行って実物と並べてみました

          写真をベースにつくったのでそれなりに似ているとは思いますが

          面白くないんですよね。これって

           

           

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          さらに彼の作品は加熱式タバコのIQOS(アイコス)から

          沖縄のタバコうるまにも及んでいました

           

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          右が実物のうるまですが、常に感じるのはRh君の作品は

          本物に似て本物でなく、しかも本物よりも本物らしく

          見る人に強く訴えかけてくるチカラです

           

           

          比べて思ったのは

           

          それは美川憲一や島倉千代子のマネをするモノ真似のスペシャリスト、コロッケの面白さであった。

          本来は違うものが、本人をリスペクトし、堂々と成りきってみせる面白さとでも表現したら良いのだろうか?

          本当はこうじゃないけど・・・というのはRh君の作品についても同じことが言えるだろうと思う。

          試しに彼の東横INNを旭橋に建ててみると、こんな実物があったら倒れちゃうだろうと思うが、なにか恐ろしいリアリティを持って見る人に迫り、Rh君の思い入れが詰まっているその景色に感動を覚えるのだ。

          実物とは違うし縮尺的にもけして正確じゃない、でも、問題はそんなことではなく僕にはこう見えるんだよ!!という彼の目を通した世界感をそこに見るからこそ、無生物であっても冷たいモノではない暖かさ、ユーモアとともに深い味わいを覚えるのだろう。

          ただの模型では、このインパクトは出せない。

           

          平行して作っている沖縄のタバコ”うるま”の出来も素晴らしい。本物よりも本物らしく、高級感すら漂うのは彼の純粋にして卓越した色彩感覚と形状認識の成せるワザといえるだろう。

          沖縄のタバコ銘柄といえば”うるま”以外では”バイオレット”、”ハイトーン”だが・・・と、思っていたら、帰ってさっそくバイオレットを作ったそうだ。

           

          下町ロケットに思う、変人の薦めの項目でも書いたけれど、息子さんの制作意欲のために、ご自分たちは吸わないタバコのデザインを調べてあげたりする親御さんの理解も才能を伸ばす環境を支えているように思う。

          さなかクンが魚の絵を描くために、わざわざ切り身ではなく頭のついた魚を買ってきていたというお母さんのエピソードを思い出す。

          親としては、自分の子どもゆえに沸き起きる感情があるでしょう。

          誰にでもできることがなんでうちの子にはできないの?と悩むことも、誰もできないことができるわが子の能力に期待することも、どちらも普通に抱く感情ではあるでしょう。

          しかし誰でもできることは今からはAIがヒト以上にスマートにやってくれる時代である。ヒトだからこそ、ヒトにしか分からない感情に訴える能力を磨くことに軸足を移すべき時ではないのだろうか。

          同じことが出来てホッとしたいむきもあろうが、周囲から変人と言われようがAIに出来ないことをしてびっくりさせる人材が寵児となり、日本を救う時代もそう遠くはないとボクは思っている。

          なんでできないの?ではなく、うちの子にしかない可能性にかけるべきだ!と言いきってしまいたい。

           

           

           

           

           

           

           

           

           


          題ナシは台無しを意味しない

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            こだわりの工作室をやっていると世の中には二種類のタイプ

            の人間がいるんじゃないかなと思う

            ひとつは他人の考える価値感に自分を合わそうとするヒトで

            もうひとつは他人の目に無関心で自分の価値感で動くヒトだ

             

             

            ここでは仮に上をAタイプ、下をBタイプと名づけることにしよう

            すると工作室の中心でもあるRh君、ぴっころキッズスタッフT君

            そしてボクとメンバーはすべて自分の価値感で動くBタイプになる

             

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            自分勝手といえば誠に自分勝手。指示に従おうとはせず自らの

            興味のおもむくまま、やりたいようにやってしまうタイプだと

            言っても過言ではない気がする

             

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            またコミュニケーション能力に不足していたり、他人との協調性に

            欠けてたりすることで浮いたりハブられたりもしているのかも知れ

            ないが元来、他人の目が気にならないだけに無頓着なことも一緒だ

             

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            こうした性向が指示された通りに周囲と協調して出来ることを最も

            重要だとする教育や職場においては相容れにくい要素となることも

            容易に想像でき、評価されないばかりか障害とされることも多い

             

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            そんなBタイプも短所だけではなく長所がある。誰に言われなくても

            自分の課題に熱心に取り組む姿勢は立場や評価のために動くAタイプ

            とは対照的に馬鹿正直と思われるくらいに謙虚で妥協がないところだ

             

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            見ていただいている作品たちは、こうした自分本位な楽しみを追求した

            結果の産物で誰にやれと言われたわけではなく、否、むしろ、やるなと

            言われても作ったり、やってしまった結果だということが言えるだろう

             

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            他人の意向に沿わない分、意外なものができあがるのもこうした

            特性に由来するのだと思って存在を認めてもらえたらありがたい

             

             

            逆に指示に基づいて動く優等生のAタイプの人たちに尋ねたいと思う。

            与えられた夏休みの宿題以外で自分が宿泊したホテルを以降、何週間

            も思い続け、愛情をこめて模型を作るようなことってありますか?と。

             

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            ボクは他人の指示に従って皆と力を合わせ目標を達成する能力の高いAタイプ

            と自らの興味関心から沸いたアイデアをもとに自発的に行動するBタイプとが

            共利共存することで人類全体の幸せが増大できたらいいなと思っております

             

             

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            作品解説

             

            最初のペーパークラフトはRh君が10連休にセントレアに行き、宿泊した東横INNが気に入ってしまい焼きついた思い出のイメージをもとに作ってしまったホテルの立体模型(駐輪場つき)

            次のコラージュはニュース解説で有名な方を見てひらめいたキッズスタッフがハサミで切り抜き、ボクにそそのかされてつくってしまったコラージュ作品、さらに最後の牛乳パック飛行機は同じような構造でRh君と建物を一緒に作ろうかと思ってサンプルに作りはじめたものの、結局、お互いの作風に影響されることもなくボクの個人の趣味のまま出来上がったホームビルト機のコンセプトモデル。

            お互いその存在は認めつつ、ほぼ影響もされないBタイプ人間たちの節操のない展示会は、これからもしばらく続くのかも知れない。

             

             

             

             

             


            好奇心ある子には博物館を見せよ

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              毎回、こだわりの工作室と銘打ちながらも興味の振幅は大きく「今回はきっとこれだ!」とボクが勝手に思いこんで用意したものには飛びつかず、別のものに関心が移ってきた過去の経緯を踏まえ、逆にRh君の動向を調査してみることにした。

              親御さんから得た最近の情報によると・・・

               

               

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              元号も変わった空前絶後の5月の大型連休にはリタイアしたB787初号機を展示するためセントレアにオープンしたフライト・オブ・ドリームスをはじめ、日本の航空発祥の地のひとつとして名高い名古屋界隈の航空記念館まわりをして来られたようだ。

               

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              その訪問先の中には、ゼロ戦の試作機である十二試艦上戦闘機が初飛行をした各務ヶ原飛行場に隣接のかがみがはら航空宇宙博物館や、現在世界の民間機市場に打って出るべく全社を上げて取り組む三菱のリージョナルジェットMRJの記念館など、日本の航空を知る上でとても重要でホットなスポットが含まれていた。

               

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              各地で収集したというカタログや資料を見せてもらっただけでも、彼にとって、この10日連休は十分、夏休みの宿題としてまとめられるくらいボリュームを持つ経験だったことが感じられる。

              彼は彼の知りたいことで心が動く。せっかくB787のコクピットに入るチャンスを得ながらも計器や操縦システムよりもドアの構造に関心を持ったというエピソードも彼らしい。博物館では観たいものを観ればよいのだ。

               

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              そして多くの飛行機を見たこともあってか石垣島に戻って彼が一生懸命、製作に取り組んでいるもの。それはB787のエンジンらしいことも聞きつけた。

              実機に触れたのがフライト・オブ・ドリームスだし、青組ファンの彼としては製作中のエンジンはGEnxではなくロールスロイス・トレント1000ということだろうか?一斉点検で問題になったヤツってことだけどね。

              モーターに取り付けたカウルには、もちろんシェブロンノズルも装備されている。

               

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              そしてこれが製作したインパクトのある低圧ファンだ。ここに彼の非凡な才能とAI的最適化とは無縁のアールブリュット的なセンスを感じるのである。

              正直、このファンをモーター軸にどうやって取りつけるの?と思って見ていたのだが、Rh君はこともなげにブスっと軸を挿しセロテープで止めて作業を完了した。

               

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              これがロールスロイス・トレント1000のモーターライズ版ペーパーモデル完成の図である。マニアックすぎて、他人に見せても良く出来たね、とは言ってもらえないかも知れないがストレーキもちゃんとついているし平面からカウルの曲面を作り出そうという努力のあとも伺える。

               

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              これに電池ボックスと不要な基盤からとったスイッチをつけて始動も停止も可能なトレントエンジンとして今回の完成品とした。

              なんと面白いのは回すとファンがカウルに当り、いろんな音が出て不思議なリアルさを醸しだすことである。これを意図していたんだとすると凄い。

              最初、こんな小さいファンが回っても誰も気づかないだろうと思い、もっと大きいのにしたら?とアドバイスしていたボクは反省したのであった。

               

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              ボク的にはこれにスロットルレバーをつけボリュームをつけ加えたら、スラストコントロールもできて面白いかな〜と思ってこんなユニットを提示をしてみたのではあるが、エンジンテストベッドのような姿には実機のイメージがいまいち感じられなかったのかも知れない。即、却下!

               

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              そりよりもスイッチ代をケチり、既存の不要基盤から取り外して使用したカニバリ技術(※1)の方に関心を持ってしまい、付けたり外したり半田ゴテを個別終了の時間が来ても手放さないRh君であった。

              「また余計なことを教える」との教育的指導も受けそうな気はするのだが、技術屋が生きてゆくうえではマスターすべき大事な手法ではある。

              指定された新品をマニュアルどおり取り付けるのは比較的誰にでもできるが、これでなんとかしろとゴミの山を指差されて中から使える部品を探して修理するには互換性や残寿命などチェンジニア(※2)にはできない知識や応用力などのスキルが必要とされる。

              人生で出合う先輩の中には模範となるヒトも居れば、ボクのようなヒトもいる。博物館で多くのものを見聞きして知識を増すように多くの経験をする中で、いいこともわるいこともで自ら感じ取ってもらえたらありがたい。

               

               

              ※1:修理の際、壊れた部品をスクラップになった他機から取り外してきて取り付ける、応急修理的手段のこと。新品を用意する時間的、経済的余裕の無い現場では多用される常套手段。

               

              ※2:最近の工業製品はなんでもモジュール化され、壊れた部品ひとつひとつを修理するのではなく怪しい基盤やシステムごとごっそり健全なものと入れ替える交換修理が多くの部分を占める。根源の部品欠陥にまで追い詰め修理してきた先輩たちへの敬意もこめて交換するだけのエンジニアを自ら自嘲的にチェンジニアと呼ぶ。


              TOP GUN @ ぴっころ

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                交通信号機から給湯器へと時々に旬のテーマを変え

                 

                ばく進する「こだわりの工作室」

                 

                もはや工作室では括れず、こだわりの部屋に

                 

                 

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                今回は事前情報を得て給湯器について予習をして

                待っていたワタシだったが・・・

                 

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                Rh君が今回持参した作品。それは給湯器ではなかった

                 

                警報器マニアでもある彼の

                 

                今一番の旬はガス漏れ警報器のようだ

                 

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                作品を見ると、これが一番似てる。三角のランプ部分なんか

                 

                透明プラを使い感じが出ていてそっくりだ

                 

                 

                興味あるときが身につくとき

                ネットで調べた上記のガス漏れ警報器はYAZAKIのアロっ子と言われるものだが、他社からも同様のレイアウトのものが数種類販売されていてOEMがあるのか「アロっ子」のほかにも「しんらい」とか「カナリア」などがある。

                作品にはカナリアの文字もみてとれるが同時にYAZAKIのロゴもあり、Rh君がモチーフにした形式を特定するにはもう少し、こちらも勉強が必要そうだ。

                 

                 

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                そのRh君、ぴっころに来るや、いの一番に確認しに行ったのが台所に設置されているガス漏れ警報器だ。

                残念ながら、ぴっころの警報機は彼が作ったYAZAKI製ではなく「リコピット」という名称で愛知時計電機株式会社のカタログに載っているものでリコーエレメックスという会社で製造したもののようだ。愛知時計電機株式会社は戦時中に零式三座水上偵察機などをつくった愛知航空機の前身でボクの個人的興味は飛行機へと向かいそうになるが、とりあえずここはガス漏れ警報器に話を戻そう。

                基本、石垣島に都市ガスはない。ガス漏れ警報器といえばみんなプロパンガスの警報器ということになる。

                確かに表記にも検出ガスの種類としてLPGとある。

                なので本来プロパンガスに反応すべきものなのだが、それを彼は息を吹きかけただけで警報を鳴らしてまった。もしかしたら彼は口からプロパンガスを出せるのか?これには、こちらがたまげた!

                僕も真似してみたけど鳴らない。なにか彼だけの秘密があるのだろうか?

                 

                 

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                ならば、と、大人気なくボクが持ち出したのはカセットコンロ。予想通り警報器の近くでシュっと吹いたら見事に鳴り出した。

                それを聞いていたRh君のその後のハイテンションは凄かった!

                「ピピピピピ!ピピピピピ!!ピピピピピ!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」もう暴走は止まりません。

                ボクにもやらせろ〜とボンベを持って駆け回り、ピピピピピです。

                 

                 

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                ここで理性の人が登場する。

                キミたちいったい何やっているの?と異変に気づいたAさんの一喝でドクターストップがかかる。

                「これは安全上大事なものでしょ?遊んで鳴らすものじゃないよ。みんなガス漏れして危険かとびっくりするでしょ?おうちでも、ぴっころでもやったらダメ!」

                諭されて2人とも反省したのでした。確かにその通りだ。グ〜の音もでない。

                 

                 

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                思い出したのが来年にも続編が公開されるといわれる航空映画の傑作「TOP GUN」のワンシーンだった。

                TOP GUNは米国海軍のエースパイロットを養成する教育機関だ。

                トムクルーズ演じる主役のミッチェル大尉はここでもルールを無視し、危険行為を繰り返すが下手すると操縦技術では教官をも上回るほどの腕前でもある。

                歴戦のツワモノで主任教官を務めるバイパーは、こうした大尉の行動をみて指導教官のジェスターに問いかける。

                「命を預ける戦場であいつと一緒に飛ぶか?」と。

                ジェスターの答えは「わからん」だった。

                 

                 

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                そう、悪気はないのだが彼は時々ルールを無視して勝手な行動をしてしまうのだ。

                同じ講習生でライバルのアイスマンからは「オマエはスタンドプレーを好み、集団行動になじまないキャラクターで危険な男だ」とみんなの前で烙印を押されてしまう。

                だが、彼は不良ではない。良いこともするし、自分のスキルをクールに見定め、帰属する集団のために役立つことを願い、鋭い勘で動いている人物なのだ。適切な指導やポストによっては属する集団の役立つ人材にもなり得るだろう。

                実際、ミッチェル大尉はその後、失敗を重ねながらもルールやチームワークの重要さを知り自らも功績をあげ教官になって国に貢献する。もちろん映画の中での話ではあるけれど。

                かくして協調性には欠けるが異質の能力を秘めた人材を規律ある集団行動の中でどう有効に働かせればよいのか?という問題は、それを一つの個人の性格や特徴としてとらえると、けして健常者だけの問題ではないことを知る。

                いずれにしても本人にあった能力を伸ばしながら、コミュニケーション能力や集団での行動規範を身につけさせるよう努力することが本人にも集団にも重要な方向性だと思うのである。

                 

                 

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                TOPGUNシリーズ2ではこんなたくましいトムクルーズの姿が見られるのかどうかワタシは知らないですが、ぴっころのこだわりの部屋もAさんの教育的指導に耳を傾けながら、溢れる好奇心を軸に卓越したスキルを伸ばし、自己満足とともに社会貢献にも活かせたらと願っております。時に叱り、暖かい目で見守っていただけたら幸いです。

                 

                 

                 

                 

                 


                躍動する麺類のその後

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                  以前、こだわりの工作室でご紹介した八重山そばの動く看板ですが

                   

                  見に行ってみると、お店はまだ開店してなくて

                   

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                  看板は建物内に置かれていましたが、ドンブリも麵も見られず

                   

                  今は下記のようなビールの看板になってました

                   

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                  しかも躍動するビールになっている様子は見られず

                   

                  静止看板になっているようです

                   

                   

                  ちょっと失敬して、ビールを持ち上げてみると中には

                   

                  予想通り、駆動用のシャフトがありました

                   

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                  更に何か情報はないかな?と店舗の周囲を見まわすと、ありました

                   

                  どうやら1月19日の琉球新報に掲載されていたようです

                   

                   

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                  それによると

                   

                  琉球新報の地元記者が地域のイチオシを紹介するJ1グランプリというコーナーで紹介されていたんですね。

                  それによると、従業員が集客のための看板設置を電気屋さんに相談したところ、このアイデアを紹介され、ドンブリや麵は自分たちで手作りしたとのこと。軽すぎると麵がヒラヒラしてしまうし、重いと負荷が大きくて動かないなど苦労もあったようだ。

                  また、雨の日は外に出せず、3時間も駆動すると過熱するなどの技術的問題もあったらしいが集客効果としては抜群だったらしい。

                  その後、何があったかのか残念ながら、今は動いていないが記事には第二段も考えているとあるので、新たな躍動する看板がお目見えするのかも知れない。Rh君と一緒に次の作品を楽しみに待ちたい。

                   

                   

                   

                  ちなみに調べてみると全国に躍動する麺類の看板は存在していることがわかった。スパゲティはまだないみたいだけどね。

                   

                   

                   


                  歩行者信号機のその後

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                    今回は前回の歩行者信号機の改造に取り組みました

                     

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                    Rh君は小型化したものを持ってやってきました

                     

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                    更に独自のアイデアで改修を加え、表示板が差し替えで

                    取り替えられる工夫をしていました

                     

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                    押しボタン式をはじめ、スクランブル式、時差式信号機と

                    一つぶで2度、3度おいしいシステムとなっていました

                     

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                    ボクは前回の大型信号機を準備した柱に取り付け、点灯スイッチを

                    マイクロスイッチから素朴なスイッチへと交換します

                     

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                    これにより、手動で好きな点灯も点滅も同時点灯までも(?)

                    いか様にでも演出が可能になりました

                     

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                    かなりワイルドではありますが出来上がった歩行者信号機を

                    スタッフの前で披露してみせるRh君

                     

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                    こだわりのポイントであった青から赤に変わる前の青の点滅は秀逸

                    ピッポー、ピッポーの効果音の再現にスタッフ一同爆笑

                     

                     

                     

                    これがやりたかったんだよね。夏休みの工作並みの大作!

                    雨の中ですが、おうちに持って帰ってもらいました

                     

                     

                    相互啓発・・・

                     

                    Rh君はぴっころに来てから、ずっと麦畑を口ずさんでいる。

                    本当の邦題は「故郷の空」というのだそうだが、昔、ドリフが歌っていた「だれかさんと、だれかさんが麦畑〜♪チュッチュチュッチュしている・・・」の方が個人的に馴染みがある。

                    最初、なんでそんな古い歌を知っているのかが不思議だったが、そういえば歩行者信号機で青の間のBGMに「とうりゃんせ」や「お馬の親子」と並んで、この麦畑があったことに気づき思わず吹いた。

                    もう頭の中は歩行者信号機でいっぱいなのだろう。

                    日常的に周囲にある事物に興味をもつと同時に新たな構想を思いつくやハサミと紙を持ち出し、気づくと創造活動につっ走っている。これが彼独特のスタイルだ。

                    興味の持ち方が集中的であり、独自に生まれる企画のビジョンは明確で、周囲を巻き込みながら強力にゴールに向けて爆走する。出来たものは確かに面白く、周囲から感嘆の声も聞こえてくる。

                    独自な創造のできる人、今、世界が欲している、とても必要な人材だが・・・と、ボクはまた考える。

                    やって良いこと悪いことの確認なく進める暴走と興味外には反応を示さない一方通行の会話、注意が効かないことで生じるトラブルやリスク。行動制限によって失うチャンスなど・・・

                    好きなものが、やるべきことと一致した場合の彼の達成能力は卓越しており、やり方もユニークだ。彼の才能が社会に広く受け入れられるために、どんなサポートが必要なのかはボクにもよくわからない。

                    おそらく相互に利益を享受するためには彼自身にも社会側にも変わるべき部分が多々あるような気がする。

                    ただ、彼の考えは言葉で明確に主張していないにも関わらずボクには分かってしまう。なぜならボクも同じ色を持っているからだ。

                    自分への課題を人へのサポートというカタチで与えてられている気もする。神様というものは実に皮肉な試練をお与えになるものである。

                     

                     

                     

                    Rh君の頭の中をぐるぐる回っていたのは、きっと、これなんだよね。

                     


                    歩行者信号機の鬼

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                      ボクの宿題になった「躍動する麺類」披露の後は

                      Rh君が宿題でやってきた

                      歩行者用信号機に点灯機能を付け加える

                       

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                      作品が大きなものになっていると感じたのは信号機の本体に

                      電柱に取り付けるための支柱が付加されたためだった

                       

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                      ケースの中にはRh君の手により赤、緑のLEDが仕込まれ

                      半田付けを待つのみの状態になっていた

                       

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                      LEDの足にリード線を半田付けし点灯するかどうか

                      電池とLEDを極性に注意しながら結線する

                       

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                      赤と緑を切り替えるためにマイクロスイッチを取り付けるが

                      「あれ〜?間違えて両方同時に点いてしまった」の図

                       

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                      こんがらがったのは配線ではなく実はボクの頭だったと判明

                      遠回りをしたがなんとか完成した

                       

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                      電柱につけた歩行者信号機を実演してみる。ちょっと見にくいが

                      緑の歩くヒトが点灯している

                       

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                      ここでスイッチを操作すると緑が消え、赤の立ち止まるヒトの

                      止まれのサインが点くしかけだ

                       

                       

                      ありがた迷惑なスイッチング・システム

                       

                      しかし、彼本人は納得していなかった。

                      それは、なぜなのか?後でわかったことだが、点灯のプロシージャが正確に表現されていないからだった。

                      そう、歩行者信号機は赤から青に、青から赤に単純に変わるだけではないのだ。

                      赤から青には一瞬で変わるが、青から赤に変わる場合には青の点滅という時間が存在する。

                      「点滅、点滅、点滅はどうしますか?」というのはそういう意味だったのね。

                      ボクはせっかくスイッチを半田付けしたのに・・・と、思ったが「自動で点滅させる制御基板はハードル高いのなら、端子をそのままにしておいてよ、手動でつなげて遊ぶから。」というのがRh君の本音だったに違いない。

                      外したリード線をつけたり離したりしながら青を点滅させ彼はリアリティを満喫していた。彼の創造意欲はこうした対象をよく見ることから始まる。

                      そしてシークエンスとともに銘板なども事細かにチェックする。作業しながら製作は小糸工業だと言っていた。その時にはクルマのヘッドライトで有名なKOITOは小糸製作所じゃないの?と言ったのだが、後でネットで調べたらその子会社に何度も改名した小糸工業があることがわかった。

                       

                       

                      APPENDIX

                       

                      石垣島の歩行者用信号機のバリエーション

                       

                      [1]製造メーカー別:

                      うんうん、あるじゃないか小糸工業株式会社。Rh君のこだわりについてゆくには知識がないと難しい。

                      後学のために市街地の信号機を回って調べてみると、小糸以外にも信号電材株式会社、株式会社京三製作所、日本信号株式会社といろいろあることが分かりました。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      [2]タイプ別:

                       

                      また歩行者信号機と言ってもいろいろで、昔ながらの全体が光る電球タイプやLEDで中の人間が光るもの、またLEDだけどボツボツした人の形が光るものなどがあり、ケーシングもフラットなものから奥行きがあるもの、庇のあるもの、ないもの。制御盤が別のもの一体型のものと、これまたけっこうな種類があることがわかりました。

                       

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                      一番、古そうな電球で全体が光るもの

                       

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                      黒マスクで人の形だけぼう〜っと光るもの

                       

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                      人の形のLEDがボツボツと光るもの

                       

                      普段はLEDと電球タイプくらいしか気にしたことがありませんでしたが、調べるといろいろありますね、確かに。

                      果たしてRh君がモチーフにしたのはどこの製造メーカーのどのタイプだったのでありましょうか。

                      そういえば彼のつくった信号の支柱には「押しボタン式」というプレートがつけられていました。石垣市のどこかにモデルとなった信号機がきっとあるのでしょうね。

                      こんなRh君の好奇心を満たすためにお父さんも信号機についてはすでにマニアの領域に達しているような気がいたしました。

                      人のやらないことをする。それが今の段階で学校で評価されることはないかも知れない。しかしその知識欲がきっと将来、役に立つときが来る、そう願っている。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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