東横INNの私設広報官

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    Rh君のこだわりはインスピレーションだ

    その対象を予測するのは難しいが

     

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    一つにハマると連想されるバリエーションが継続して

    生まれる傾向はあるようだ

     

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    今回、持参の作品は前回の東横INN中部国際空港2に

    続き、東横INN旭橋店だった

     

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    前回の作品よりも紙の厚みが増し、剛でコンパクトな作りだ

    エントランス部分のラウンジの張り出しの表現が秀逸

     

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    実際の建物はこれ。旭橋店の最大の特長を再現している

    この部位が今回のこだわりだったのでないか?

     

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    せっかくなので当該敷地にRh君の作品を建ててみた

    う〜ん、ホンモノよりもド迫力だ!

     

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    宿泊予約を済ませ行ってみたのが、こんなホテルだったら

    どひゃ〜!と思うよね。楽しそうだけど・・・

     

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    事前に建物を作っている情報を得て、今回は立体モノ製作法の

    提案をしようと僕が作ったサンプル、浜崎町の造船所は

    迫力あるRh君の作品の前に完全に影が薄い

     

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    3面図から部品を切り出し組み立てるれば、それなりに簡単に

    建築模型らしいものが出来あがりはしますが

    でも面白くないんですよね。これって

     

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    現場が近いので出来た模型を持って行って実物と並べてみました

    写真をベースにつくったのでそれなりに似ているとは思いますが

    面白くないんですよね。これって

     

     

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    さらに彼の作品は加熱式タバコのIQOS(アイコス)から

    沖縄のタバコうるまにも及んでいました

     

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    右が実物のうるまですが、常に感じるのはRh君の作品は

    本物に似て本物でなく、しかも本物よりも本物らしく

    見る人に強く訴えかけてくるチカラです

     

     

    比べて思ったのは

     

    それは美川憲一や島倉千代子のマネをするモノ真似のスペシャリスト、コロッケの面白さであった。

    本来は違うものが、本人をリスペクトし、堂々と成りきってみせる面白さとでも表現したら良いのだろうか?

    本当はこうじゃないけど・・・というのはRh君の作品についても同じことが言えるだろうと思う。

    試しに彼の東横INNを旭橋に建ててみると、こんな実物があったら倒れちゃうだろうと思うが、なにか恐ろしいリアリティを持って見る人に迫り、Rh君の思い入れが詰まっているその景色に感動を覚えるのだ。

    実物とは違うし縮尺的にもけして正確じゃない、でも、問題はそんなことではなく僕にはこう見えるんだよ!!という彼の目を通した世界感をそこに見るからこそ、無生物であっても冷たいモノではない暖かさ、ユーモアとともに深い味わいを覚えるのだろう。

    ただの模型では、このインパクトは出せない。

     

    平行して作っている沖縄のタバコ”うるま”の出来も素晴らしい。本物よりも本物らしく、高級感すら漂うのは彼の純粋にして卓越した色彩感覚と形状認識の成せるワザといえるだろう。

    沖縄のタバコ銘柄といえば”うるま”以外では”バイオレット”、”ハイトーン”だが・・・と、思っていたら、帰ってさっそくバイオレットを作ったそうだ。

     

    下町ロケットに思う、変人の薦めの項目でも書いたけれど、息子さんの制作意欲のために、ご自分たちは吸わないタバコのデザインを調べてあげたりする親御さんの理解も才能を伸ばす環境を支えているように思う。

    さなかクンが魚の絵を描くために、わざわざ切り身ではなく頭のついた魚を買ってきていたというお母さんのエピソードを思い出す。

    親としては、自分の子どもゆえに沸き起きる感情があるでしょう。

    誰にでもできることがなんでうちの子にはできないの?と悩むことも、誰もできないことができるわが子の能力に期待することも、どちらも普通に抱く感情ではあるでしょう。

    しかし誰でもできることは今からはAIがヒト以上にスマートにやってくれる時代である。ヒトだらかこそ、ヒトにしか分からない感情に訴える能力を磨くことに軸足を移すべき時ではないのだろうか。

    同じことが出来てホッとしたいむきもあろうが、周囲から変人と言われようがAIに出来ないことをしてびっくりさせる人材が寵児となり、日本を救う時代もそう遠くはないとボクは思っている。

    なんでできないの?ではなく、うちの子にしかない可能性にかけるべきだ!と言いきってしまいたい。

     

     

     

     

     

     

     

     

     


    題ナシは台無しを意味しない

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      こだわりの工作室をやっていると世の中には二種類のタイプ

      の人間がいるんじゃないかなと思う

      ひとつは他人の考える価値感に自分を合わそうとするヒトで

      もうひとつは他人の目に無関心で自分の価値感で動くヒトだ

       

       

      ここでは仮に上をAタイプ、下をBタイプと名づけることにしよう

      すると工作室の中心でもあるRh君、ぴっころキッズスタッフT君

      そしてボクとメンバーはすべて自分の価値感で動くBタイプになる

       

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      自分勝手といえば誠に自分勝手。指示に従おうとはせず自らの

      興味のおもむくまま、やりたいようにやってしまうタイプだと

      言っても過言ではない気がする

       

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      またコミュニケーション能力に不足していたり、他人との協調性に

      欠けてたりすることで浮いたりハブられたりもしているのかも知れ

      ないが元来、他人の目が気にならないだけに無頓着なことも一緒だ

       

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      こうした性向が指示された通りに周囲と協調して出来ることを最も

      重要だとする教育や職場においては相容れにくい要素となることも

      容易に想像でき、評価されないばかりか障害とされることも多い

       

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      そんなBタイプも短所だけではなく長所がある。誰に言われなくても

      自分の課題に熱心に取り組む姿勢は立場や評価のために動くAタイプ

      とは対照的に馬鹿正直と思われるくらいに謙虚で妥協がないところだ

       

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      見ていただいている作品たちは、こうした自分本位な楽しみを追求した

      結果の産物で誰にやれと言われたわけではなく、否、むしろ、やるなと

      言われても作ったり、やってしまった結果だということが言えるだろう

       

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      他人の意向に沿わない分、意外なものができあがるのもこうした

      特性に由来するのだと思って存在を認めてもらえたらありがたい

       

       

      逆に指示に基づいて動く優等生のAタイプの人たちに尋ねたいと思う。

      与えられた夏休みの宿題以外で自分が宿泊したホテルを以降、何週間

      も思い続け、愛情をこめて模型を作るようなことってありますか?と。

       

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      ボクは他人の指示に従って皆と力を合わせ目標を達成する能力の高いAタイプ

      と自らの興味関心から沸いたアイデアをもとに自発的に行動するBタイプとが

      共利共存することで人類全体の幸せが増大できたらいいなと思っております

       

       

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      作品解説

       

      最初のペーパークラフトはRh君が10連休にセントレアに行き、宿泊した東横INNが気に入ってしまい焼きついた思い出のイメージをもとに作ってしまったホテルの立体模型(駐輪場つき)

      次のコラージュはニュース解説で有名な方を見てひらめいたキッズスタッフがハサミで切り抜き、ボクにそそのかされてつくってしまったコラージュ作品、さらに最後の牛乳パック飛行機は同じような構造でRh君と建物を一緒に作ろうかと思ってサンプルに作りはじめたものの、結局、お互いの作風に影響されることもなくボクの個人の趣味のまま出来上がったホームビルト機のコンセプトモデル。

      お互いその存在は認めつつ、ほぼ影響もされないBタイプ人間たちの節操のない展示会は、これからもしばらく続くのかも知れない。

       

       

       

       

       


      好奇心ある子には博物館を見せよ

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        毎回、こだわりの工作室と銘打ちながらも興味の振幅は大きく「今回はきっとこれだ!」とボクが勝手に思いこんで用意したものには飛びつかず、別のものに関心が移ってきた過去の経緯を踏まえ、逆にRh君の動向を調査してみることにした。

        親御さんから得た最近の情報によると・・・

         

         

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        元号も変わった空前絶後の5月の大型連休にはリタイアしたB787初号機を展示するためセントレアにオープンしたフライト・オブ・ドリームスをはじめ、日本の航空発祥の地のひとつとして名高い名古屋界隈の航空記念館まわりをして来られたようだ。

         

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        その訪問先の中には、ゼロ戦の試作機である十二試艦上戦闘機が初飛行をした各務ヶ原飛行場に隣接のかがみがはら航空宇宙博物館や、現在世界の民間機市場に打って出るべく全社を上げて取り組む三菱のリージョナルジェットMRJの記念館など、日本の航空を知る上でとても重要でホットなスポットが含まれていた。

         

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        各地で収集したというカタログや資料を見せてもらっただけでも、彼にとって、この10日連休は十分、夏休みの宿題としてまとめられるくらいボリュームを持つ経験だったことが感じられる。

        彼は彼の知りたいことで心が動く。せっかくB787のコクピットに入るチャンスを得ながらも計器や操縦システムよりもドアの構造に関心を持ったというエピソードも彼らしい。博物館では観たいものを観ればよいのだ。

         

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        そして多くの飛行機を見たこともあってか石垣島に戻って彼が一生懸命、製作に取り組んでいるもの。それはB787のエンジンらしいことも聞きつけた。

        実機に触れたのがフライト・オブ・ドリームスだし、青組ファンの彼としては製作中のエンジンはGEnxではなくロールスロイス・トレント1000ということだろうか?一斉点検で問題になったヤツってことだけどね。

        モーターに取り付けたカウルには、もちろんシェブロンノズルも装備されている。

         

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        そしてこれが製作したインパクトのある低圧ファンだ。ここに彼の非凡な才能とAI的最適化とは無縁のアールブリュット的なセンスを感じるのである。

        正直、このファンをモーター軸にどうやって取りつけるの?と思って見ていたのだが、Rh君はこともなげにブスっと軸を挿しセロテープで止めて作業を完了した。

         

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        これがロールスロイス・トレント1000のモーターライズ版ペーパーモデル完成の図である。マニアックすぎて、他人に見せても良く出来たね、とは言ってもらえないかも知れないがストレーキもちゃんとついているし平面からカウルの曲面を作り出そうという努力のあとも伺える。

         

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        これに電池ボックスと不要な基盤からとったスイッチをつけて始動も停止も可能なトレントエンジンとして今回の完成品とした。

        なんと面白いのは回すとファンがカウルに当り、いろんな音が出て不思議なリアルさを醸しだすことである。これを意図していたんだとすると凄い。

        最初、こんな小さいファンが回っても誰も気づかないだろうと思い、もっと大きいのにしたら?とアドバイスしていたボクは反省したのであった。

         

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        ボク的にはこれにスロットルレバーをつけボリュームをつけ加えたら、スラストコントロールもできて面白いかな〜と思ってこんなユニットを提示をしてみたのではあるが、エンジンテストベッドのような姿には実機のイメージがいまいち感じられなかったのかも知れない。即、却下!

         

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        そりよりもスイッチ代をケチり、既存の不要基盤から取り外して使用したカニバリ技術(※1)の方に関心を持ってしまい、付けたり外したり半田ゴテを個別終了の時間が来ても手放さないRh君であった。

        「また余計なことを教える」との教育的指導も受けそうな気はするのだが、技術屋が生きてゆくうえではマスターすべき大事な手法ではある。

        指定された新品をマニュアルどおり取り付けるのは比較的誰にでもできるが、これでなんとかしろとゴミの山を指差されて中から使える部品を探して修理するには互換性や残寿命などチェンジニア(※2)にはできない知識や応用力などのスキルが必要とされる。

        人生で出合う先輩の中には模範となるヒトも居れば、ボクのようなヒトもいる。博物館で多くのものを見聞きして知識を増すように多くの経験をする中で、いいこともわるいこともで自ら感じ取ってもらえたらありがたい。

         

         

        ※1:修理の際、壊れた部品をスクラップになった他機から取り外してきて取り付ける、応急修理的手段のこと。新品を用意する時間的、経済的余裕の無い現場では多用される常套手段。

         

        ※2:最近の工業製品はなんでもモジュール化され、壊れた部品ひとつひとつを修理するのではなく怪しい基盤やシステムごとごっそり健全なものと入れ替える交換修理が多くの部分を占める。根源の部品欠陥にまで追い詰め修理してきた先輩たちへの敬意もこめて交換するだけのエンジニアを自ら自嘲的にチェンジニアと呼ぶ。


        TOP GUN @ ぴっころ

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          交通信号機から給湯器へと時々に旬のテーマを変え

           

          ばく進する「こだわりの工作室」

           

          もはや工作室では括れず、こだわりの部屋に

           

           

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          今回は事前情報を得て給湯器について予習をして

          待っていたワタシだったが・・・

           

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          Rh君が今回持参した作品。それは給湯器ではなかった

           

          警報器マニアでもある彼の

           

          今一番の旬はガス漏れ警報器のようだ

           

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          作品を見ると、これが一番似てる。三角のランプ部分なんか

           

          透明プラを使い感じが出ていてそっくりだ

           

           

          興味あるときが身につくとき

          ネットで調べた上記のガス漏れ警報器はYAZAKIのアロっ子と言われるものだが、他社からも同様のレイアウトのものが数種類販売されていてOEMがあるのか「アロっ子」のほかにも「しんらい」とか「カナリア」などがある。

          作品にはカナリアの文字もみてとれるが同時にYAZAKIのロゴもあり、Rh君がモチーフにした形式を特定するにはもう少し、こちらも勉強が必要そうだ。

           

           

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          そのRh君、ぴっころに来るや、いの一番に確認しに行ったのが台所に設置されているガス漏れ警報器だ。

          残念ながら、ぴっころの警報機は彼が作ったYAZAKI製ではなく「リコピット」という名称で愛知時計電機株式会社のカタログに載っているものでリコーエレメックスという会社で製造したもののようだ。愛知時計電機株式会社は戦時中に零式三座水上偵察機などをつくった愛知航空機の前身でボクの個人的興味は飛行機へと向かいそうになるが、とりあえずここはガス漏れ警報器に話を戻そう。

          基本、石垣島に都市ガスはない。ガス漏れ警報器といえばみんなプロパンガスの警報器ということになる。

          確かに表記にも検出ガスの種類としてLPGとある。

          なので本来プロパンガスに反応すべきものなのだが、それを彼は息を吹きかけただけで警報を鳴らしてまった。もしかしたら彼は口からプロパンガスを出せるのか?これには、こちらがたまげた!

          僕も真似してみたけど鳴らない。なにか彼だけの秘密があるのだろうか?

           

           

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          ならば、と、大人気なくボクが持ち出したのはカセットコンロ。予想通り警報器の近くでシュっと吹いたら見事に鳴り出した。

          それを聞いていたRh君のその後のハイテンションは凄かった!

          「ピピピピピ!ピピピピピ!!ピピピピピ!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」もう暴走は止まりません。

          ボクにもやらせろ〜とボンベを持って駆け回り、ピピピピピです。

           

           

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          ここで理性の人が登場する。

          キミたちいったい何やっているの?と異変に気づいたAさんの一喝でドクターストップがかかる。

          「これは安全上大事なものでしょ?遊んで鳴らすものじゃないよ。みんなガス漏れして危険かとびっくりするでしょ?おうちでも、ぴっころでもやったらダメ!」

          諭されて2人とも反省したのでした。確かにその通りだ。グ〜の音もでない。

           

           

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          思い出したのが来年にも続編が公開されるといわれる航空映画の傑作「TOP GUN」のワンシーンだった。

          TOP GUNは米国海軍のエースパイロットを養成する教育機関だ。

          トムクルーズ演じる主役のミッチェル大尉はここでもルールを無視し、危険行為を繰り返すが下手すると操縦技術では教官をも上回るほどの腕前でもある。

          歴戦のツワモノで主任教官を務めるバイパーは、こうした大尉の行動をみて指導教官のジェスターに問いかける。

          「命を預ける戦場であいつと一緒に飛ぶか?」と。

          ジェスターの答えは「わからん」だった。

           

           

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          そう、悪気はないのだが彼は時々ルールを無視して勝手な行動をしてしまうのだ。

          同じ講習生でライバルのアイスマンからは「オマエはスタンドプレーを好み、集団行動になじまないキャラクターで危険な男だ」とみんなの前で烙印を押されてしまう。

          だが、彼は不良ではない。良いこともするし、自分のスキルをクールに見定め、帰属する集団のために役立つことを願い、鋭い勘で動いている人物なのだ。適切な指導やポストによっては属する集団の役立つ人材にもなり得るだろう。

          実際、ミッチェル大尉はその後、失敗を重ねながらもルールやチームワークの重要さを知り自らも功績をあげ教官になって国に貢献する。もちろん映画の中での話ではあるけれど。

          かくして協調性には欠けるが異質の能力を秘めた人材を規律ある集団行動の中でどう有効に働かせればよいのか?という問題は、それを一つの個人の性格や特徴としてとらえると、けして健常者だけの問題ではないことを知る。

          いずれにしても本人にあった能力を伸ばしながら、コミュニケーション能力や集団での行動規範を身につけさせるよう努力することが本人にも集団にも重要な方向性だと思うのである。

           

           

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          TOPGUNシリーズ2ではこんなたくましいトムクルーズの姿が見られるのかどうかワタシは知らないですが、ぴっころのこだわりの部屋もAさんの教育的指導に耳を傾けながら、溢れる好奇心を軸に卓越したスキルを伸ばし、自己満足とともに社会貢献にも活かせたらと願っております。時に叱り、暖かい目で見守っていただけたら幸いです。

           

           

           

           

           


          躍動する麺類のその後

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            以前、こだわりの工作室でご紹介した八重山そばの動く看板ですが

             

            見に行ってみると、お店はまだ開店してなくて

             

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            看板は建物内に置かれていましたが、ドンブリも麵も見られず

             

            今は下記のようなビールの看板になってました

             

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            しかも躍動するビールになっている様子は見られず

             

            静止看板になっているようです

             

             

            ちょっと失敬して、ビールを持ち上げてみると中には

             

            予想通り、駆動用のシャフトがありました

             

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            更に何か情報はないかな?と店舗の周囲を見まわすと、ありました

             

            どうやら1月19日の琉球新報に掲載されていたようです

             

             

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            それによると

             

            琉球新報の地元記者が地域のイチオシを紹介するJ1グランプリというコーナーで紹介されていたんですね。

            それによると、従業員が集客のための看板設置を電気屋さんに相談したところ、このアイデアを紹介され、ドンブリや麵は自分たちで手作りしたとのこと。軽すぎると麵がヒラヒラしてしまうし、重いと負荷が大きくて動かないなど苦労もあったようだ。

            また、雨の日は外に出せず、3時間も駆動すると過熱するなどの技術的問題もあったらしいが集客効果としては抜群だったらしい。

            その後、何があったかのか残念ながら、今は動いていないが記事には第二段も考えているとあるので、新たな躍動する看板がお目見えするのかも知れない。Rh君と一緒に次の作品を楽しみに待ちたい。

             

             

             

            ちなみに調べてみると全国に躍動する麺類の看板は存在していることがわかった。スパゲティはまだないみたいだけどね。

             

             

             


            歩行者信号機のその後

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              今回は前回の歩行者信号機の改造に取り組みました

               

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              Rh君は小型化したものを持ってやってきました

               

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              更に独自のアイデアで改修を加え、表示板が差し替えで

              取り替えられる工夫をしていました

               

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              押しボタン式をはじめ、スクランブル式、時差式信号機と

              一つぶで2度、3度おいしいシステムとなっていました

               

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              ボクは前回の大型信号機を準備した柱に取り付け、点灯スイッチを

              マイクロスイッチから素朴なスイッチへと交換します

               

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              これにより、手動で好きな点灯も点滅も同時点灯までも(?)

              いか様にでも演出が可能になりました

               

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              かなりワイルドではありますが出来上がった歩行者信号機を

              スタッフの前で披露してみせるRh君

               

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              こだわりのポイントであった青から赤に変わる前の青の点滅は秀逸

              ピッポー、ピッポーの効果音の再現にスタッフ一同爆笑

               

               

               

              これがやりたかったんだよね。夏休みの工作並みの大作!

              雨の中ですが、おうちに持って帰ってもらいました

               

               

              相互啓発・・・

               

              Rh君はぴっころに来てから、ずっと麦畑を口ずさんでいる。

              本当の邦題は「故郷の空」というのだそうだが、昔、ドリフが歌っていた「だれかさんと、だれかさんが麦畑〜♪チュッチュチュッチュしている・・・」の方が個人的に馴染みがある。

              最初、なんでそんな古い歌を知っているのかが不思議だったが、そういえば歩行者信号機で青の間のBGMに「とうりゃんせ」や「お馬の親子」と並んで、この麦畑があったことに気づき思わず吹いた。

              もう頭の中は歩行者信号機でいっぱいなのだろう。

              日常的に周囲にある事物に興味をもつと同時に新たな構想を思いつくやハサミと紙を持ち出し、気づくと創造活動につっ走っている。これが彼独特のスタイルだ。

              興味の持ち方が集中的であり、独自に生まれる企画のビジョンは明確で、周囲を巻き込みながら強力にゴールに向けて爆走する。出来たものは確かに面白く、周囲から感嘆の声も聞こえてくる。

              独自な創造のできる人、今、世界が欲している、とても必要な人材だが・・・と、ボクはまた考える。

              やって良いこと悪いことの確認なく進める暴走と興味外には反応を示さない一方通行の会話、注意が効かないことで生じるトラブルやリスク。行動制限によって失うチャンスなど・・・

              好きなものが、やるべきことと一致した場合の彼の達成能力は卓越しており、やり方もユニークだ。彼の才能が社会に広く受け入れられるために、どんなサポートが必要なのかはボクにもよくわからない。

              おそらく相互に利益を享受するためには彼自身にも社会側にも変わるべき部分が多々あるような気がする。

              ただ、彼の考えは言葉で明確に主張していないにも関わらずボクには分かってしまう。なぜならボクも同じ色を持っているからだ。

              自分への課題を人へのサポートというカタチで与えてられている気もする。神様というものは実に皮肉な試練をお与えになるものである。

               

               

               

              Rh君の頭の中をぐるぐる回っていたのは、きっと、これなんだよね。

               


              歩行者信号機の鬼

              0

                 

                ボクの宿題になった「躍動する麺類」披露の後は

                Rh君が宿題でやってきた

                歩行者用信号機に点灯機能を付け加える

                 

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                作品が大きなものになっていると感じたのは信号機の本体に

                電柱に取り付けるための支柱が付加されたためだった

                 

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                ケースの中にはRh君の手により赤、緑のLEDが仕込まれ

                半田付けを待つのみの状態になっていた

                 

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                LEDの足にリード線を半田付けし点灯するかどうか

                電池とLEDを極性に注意しながら結線する

                 

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                赤と緑を切り替えるためにマイクロスイッチを取り付けるが

                「あれ〜?間違えて両方同時に点いてしまった」の図

                 

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                こんがらがったのは配線ではなく実はボクの頭だったと判明

                遠回りをしたがなんとか完成した

                 

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                電柱につけた歩行者信号機を実演してみる。ちょっと見にくいが

                緑の歩くヒトが点灯している

                 

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                ここでスイッチを操作すると緑が消え、赤の立ち止まるヒトの

                止まれのサインが点くしかけだ

                 

                 

                ありがた迷惑なスイッチング・システム

                 

                しかし、彼本人は納得していなかった。

                それは、なぜなのか?後でわかったことだが、点灯のプロシージャが正確に表現されていないからだった。

                そう、歩行者信号機は赤から青に、青から赤に単純に変わるだけではないのだ。

                赤から青には一瞬で変わるが、青から赤に変わる場合には青の点滅という時間が存在する。

                「点滅、点滅、点滅はどうしますか?」というのはそういう意味だったのね。

                ボクはせっかくスイッチを半田付けしたのに・・・と、思ったが「自動で点滅させる制御基板はハードル高いのなら、端子をそのままにしておいてよ、手動でつなげて遊ぶから。」というのがRh君の本音だったに違いない。

                外したリード線をつけたり離したりしながら青を点滅させ彼はリアリティを満喫していた。彼の創造意欲はこうした対象をよく見ることから始まる。

                そしてシークエンスとともに銘板なども事細かにチェックする。作業しながら製作は小糸工業だと言っていた。その時にはクルマのヘッドライトで有名なKOITOは小糸製作所じゃないの?と言ったのだが、後でネットで調べたらその子会社に何度も改名した小糸工業があることがわかった。

                 

                 

                APPENDIX

                 

                石垣島の歩行者用信号機のバリエーション

                 

                [1]製造メーカー別:

                うんうん、あるじゃないか小糸工業株式会社。Rh君のこだわりについてゆくには知識がないと難しい。

                後学のために市街地の信号機を回って調べてみると、小糸以外にも信号電材株式会社、株式会社京三製作所、日本信号株式会社といろいろあることが分かりました。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                [2]タイプ別:

                 

                また歩行者信号機と言ってもいろいろで、昔ながらの全体が光る電球タイプやLEDで中の人間が光るもの、またLEDだけどボツボツした人の形が光るものなどがあり、ケーシングもフラットなものから奥行きがあるもの、庇のあるもの、ないもの。制御盤が別のもの一体型のものと、これまたけっこうな種類があることがわかりました。

                 

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                一番、古そうな電球で全体が光るもの

                 

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                黒マスクで人の形だけぼう〜っと光るもの

                 

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                人の形のLEDがボツボツと光るもの

                 

                普段はLEDと電球タイプくらいしか気にしたことがありませんでしたが、調べるといろいろありますね、確かに。

                果たしてRh君がモチーフにしたのはどこの製造メーカーのどのタイプだったのでありましょうか。

                そういえば彼のつくった信号の支柱には「押しボタン式」というプレートがつけられていました。石垣市のどこかにモデルとなった信号機がきっとあるのでしょうね。

                こんなRh君の好奇心を満たすためにお父さんも信号機についてはすでにマニアの領域に達しているような気がいたしました。

                人のやらないことをする。それが今の段階で学校で評価されることはないかも知れない。しかしその知識欲がきっと将来、役に立つときが来る、そう願っている。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 


                躍動する麺類

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                  毎回、妙なものをつくるRh君のこだわりの工作室

                  今回はボクの宿題発表から始まった

                   

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                  きっかけはある日、大川のそば屋の店先に登場した

                  この動く八重山そばの看板だった

                   

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                  Rh君はこの看板にいち早く興味を示し、写真まで撮っていたが

                  その後、ボクが見にいった時はなくなってしまった

                  今は生ビールのジョッキが載っているので壊れたのかも知れない

                   

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                  信号機に興味の移ったRhの意思を継いで試作し個別の当日ギリギリに

                  出来あがったのがこれだ。しかし八重山そばがカレーヌードル?

                  様々な問題はあると思うがRh君の反応は・・・まあまあかな

                   

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                  せっかくなのでスタジオ撮影。ハンドルを回すとこんな動き

                  けっこう馬鹿っぽくて楽しい

                   

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                  付け焼刃の集大成、全体像を見せてしまうと実にショボイ

                  制作費は限りなくゼロに近い

                   

                  P1640193.jpg

                   

                  これが主要なメカニズム。手回しクランクとプッシュプルロッドを

                  コネクティングロッドで結んだシンプルなもの

                  これならば将来モーターライズも可能だ

                   

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                  やりようによってはこんなものだって作れるかもな、とパスタ屋で

                  キッズを使ってイメージング

                   

                  はたして動く商品見本は店の売上に寄与するのか?

                   

                   

                  流転する興味の顛末

                   

                  Rh君の目の付けどころは実に面白い。見て楽しむだけではなく、自分で作ろうとするところが素晴らしい。

                  リアルな社会にあるものを自分の世界で咀嚼、再構築する彼にとって、製作へのモチベーションとなる成果物のビジョンは絶対であり妥協せず、ゆるがない。

                  このイメージ部分は以前、ご紹介した情景師アラーキーのお仕事における構想段階に似ているのではないかと思う。

                  彼自身のなかには既に出来姿がイメージできているのだ。

                  しかし作っているうちに興味が他に移るのも、また彼らしいところではある。ボクは一緒に作り始めたつもりでいたが、途中から歩行者信号機へとこだわりの優先順位が移ったようでボクが製作の後をひき継いだ形になってしまった。

                  アバウトなボクらしさが現れて、とりあえず動いている麵なら何でもいいだろう。まず肝心なのは滑らかなモジュールの動きと考え試作を続けた。が。カムシャフトとプッシュロッドで作った一号機は滑らかな動きは達成したもののストローク不足で失敗。

                  工作用紙で作ったドンブリもペラペラで質感がなく失敗。

                  色紙でつくった麺も紙にしか見えず、動きがまったく不自然で失敗。

                  数々の失敗を経て、Rh君には申し訳ないが、今回、完成したモデルでは、動く八重山そばではなくカップヌードルになり、シーミー箸も割り箸へと変更されるなど当初の彼のビジョンとは異質なものになっていた。

                  更にはこのカップヌードルから動くパスタ、食品サンプルへとモジュール化したメカニズムの使いまわしを考えるボクもすでに違う方向へと暴走しているようだ。

                   

                   

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                  APPENDIX

                  動きとともに麵を麵らしくするのに最初かなり苦労したが、その答えは意外にも飛行機屋の身近な持ち物の中にあった。

                  昔ながらのプロペラゴム動力機に使う平ゴム、特にその色合いもカップヌードルに似ているFAI公認の動力ゴムがしなやかで重量感もあり、きわめて近いことがわかった。

                  もっとも麵の色は普通のカップヌードルであってけしてカレーヌードルじゃないよねえ。そのうち食べたら交換しようね。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   


                  新提案とその顛末

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                    存在するホンモノへの執着

                     

                    テーマはリアリティということで

                     

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                    もっとリアルに・・・ボクは3次元加工を提案する

                     

                    編集_P1620031.jpg

                     

                    発泡スチロールをホットワイヤで荒々なカタチに整形し

                     

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                    削って円形胴体につなげばもっとリアリティが・・・

                     

                    編集_P1620032.jpg

                     

                    しかし、Rh君のもとめるリアリティはそこではなかった

                     

                    編集_P1620070.jpg

                     

                    彼の作り方は彼のこだわりの中で完成されたもので

                    すでに手順は決まっている

                    ボクはこうだよ、と目の前で見せてくれた

                     

                    編集_P1620068.jpg

                     

                    これがRh君が自分で編み出した彼独自のリアリティの表現

                    そう主張しているように見えた

                     

                    編集_P1620063.jpg

                     

                    今回のスタアラ特別塗装のB737−800

                     

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                    こちらは前回つくったB787−9

                     

                    Rh君独自の作風として広く社会に認められたら将来は

                    バンクシーみたいな価値が出るのかもしれないね

                     

                     

                     

                     

                    リアリティは人それぞれ

                     

                    円形胴体にしたら、更にリアリティが増すと考えたのはボクの独りよがりであったのだろう。

                    それは抽象画の作者に「こっちの方が写実的に映るよ」と絵筆の代わりにカメラを渡し、そんなカメラの使い方しちゃだめ!と言うような大きなお世話になってしまった気がする。

                    形状が実機に近いだけがリアリティではない。アーチストには自分だけの理想がある。そう言われたのかも知れない。

                     

                     

                     

                     


                    こだわりの真ん中を知るときがきた?

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                      毎回、思いもよらない発想に驚かされるこだわりの工作室

                       

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                      こだわるのはお互い様とボクからしかけてみる

                       

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                      とってもローギアードなギアボックスを使った自信作の

                      手作りクレーン

                       

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                      キッズに依頼し帝国重工製プーリーをつけたウィンチは

                      ジャンボの懸吊もラクラクこなす

                       

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                      こだわった昇降切り替え&メインスイッチは接点が見え

                      故障も修理も実感できる上、部品代も格安

                       

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                      さあ、どう遊ぶのか「これは、どう?」と提示してみる。

                      ま、こんなもんか。と、上げ下げしてはみるものの

                      RH君はイマイチな表情だ

                       

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                      それよりも気になってしまったのが工具箱に入っていたコレだ

                      ゴムパチンコで打ち上げるタイプのプラどんぼ

                      DAISOで108円(税込)に負けるのか・・・

                       

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                      そうか、ゴムで打ち上げるタイプの飛行機に興味があるのだな、と

                      即席につくったパチンコグライダーは

                      あっさりと無視される

                       

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                      彼の興味は「ゴムで打ち上げる」ではなく頭部につけられた

                      「LEDを点灯させるユニット」であった

                       

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                      青色のLED点灯を確認した彼は自作の機体B787−9に

                      さっそく取り付けだした

                       

                      編集_P1610167a.jpg

                       

                      空港ではプッシュバック前に点灯する胴体上部&下部につけられた

                      アンコロと呼ばれる衝突防止灯にしたかったのです

                       

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                      次に興味を持ったのがコレ。釣りの板鉛ですが、気に入ったのは

                      「重さ」ではなく、その「質感」の様でありました

                       

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                      さっそく機体の胴体最後部に巻きつけはじめました

                      う〜ん、そう来たか。もはやボクは投了です。

                       

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                      Rh君は鉛の輝きをB787の胴体最後部に開口している

                      APUの排気口に見立てたのですね〜

                       

                       

                      こだわりの真ん中を探せ

                       

                      前回、Rh君のこだわりの方向性が見えたと書きました。

                      機械モノでも電気モノでも目的や機能がはっきりしているシカケがRh君の興味の対象だとボクは考えたワケですが、その条件には大きな見落としがあったことに気づきました。

                      対象は架空のものではなく、リアリティのあるモノという条件が抜け落ちていたのです。

                      同じクレーンを作るにしても、丸尾重機とか仲井真レッカーとか実像に近ければ台車を作るなり、ロゴを貼ったりして遊んでくれたんではないかと思い至ったのでした。

                      それに引き換え、彼の作品であるB787−9は登録番号も描かれ、実機も存在します。彼にとって、しっかりとしたリアリティのあるものなのです。

                      だとすれば、より実機に近づける課題も心の中に持ち続けているのでしょう。

                      LEDユニットは、衝突防止灯として使えそうだし、鉛の質感は胴体後端のダクトに丁度良い。きっと、そう考えたのでしょう。

                      尾部のダクトは地上での電源を確保するための補助動力装置(APU)の排気口で、排気で高温になるためアルミではなくステンレススチール製で、あの色なのですが、Rh君は鉛を見たときに「これだ!」とひらめいたのでしょう。

                      いきなり巻いてある板鉛を取り出すのでボクは「おいおい、待て待て」と心の中で叫んだのですが、少し見ていると、やり始めたことの意図が分かり、それは密かな「感動」へと変わりました。素敵な感性じゃないか。

                      そうか、彼は機械の機能をシミュレートしているのでも模型を作っているのでもない。心の中にあるホンモノを作っているのだ。

                      そう見て来ると、彼の飛行機には後縁装備物はあるのに、今のところ前縁のスラットもないですし、アンテナ類もピトー管もありません、それこそ翼端灯も着陸灯もないです。

                      でも、リアリティがこだわりの真ん中であるとすると、これから装備してくるんでしょうね。そういえば前回、貨物扉が付けられていたのを思い出しました。

                      そして、お母さんの言葉を思い出したのです。シャッターに凝った時もカタログまでもらって来て、彼は実際に設置する場所を探していました、と。

                      どうしましょう、お母さん。将来は実機の飛行機を作ってもらいましょうか。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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