映える自撮りに適齢なし

0

     

    今回の”このヒトも気になる”は写真家の西本喜美子さんです

     

    経歴はここをみてね

     

     

    見たところも御歳90歳にしては若いということに驚きますが

    本当にびっくりしてしまうのは作品ですので

    まずは代表作(?)を何枚か見ていただきましょう

     

     

     

     

     

     

    これが当年とって90歳のお婆ちゃんの作品というのだから

    まったくもって恐れ入ります

     

     

    気になるヒト殿堂入りのワケ:

     

    なんともインパクトのある作品です。

    しかも、これらの作品はすべて西本さん自身が撮ったセルフポートレート。今風に言えば自撮りした写真にフォトショップなどで自虐的な加工を施した自作自演です。

    彼女は自ら企画、撮影を行うと同時にフォトショやイラストレータを駆使する好奇心旺盛なコンピュータお婆ちゃんということになります。

    経歴を拝見すれば彼女は若いときから写真家だったわけではありません。ブラジル生まれであるとか、若い頃は競輪選手だった経歴があるのでフツーの日本人とは違った側面も感じられますが、結婚後は主婦として子ども三人を育て、71歳になって息子の写真塾に参加したのをきっかけに写真を始めたそうです。

     

    この四十の手習いどころではないところがメディア的に注目される所以でしょうが、ぴっころが西本のお婆ちゃんを取り上げるのは少し違った理由かも知れません。

    そこでボクが気になるヒトに推薦したワケですが、作品に関して言えば、かなり社会的タブーに挑戦しているという点であり、作家としてみると写真に求めている世界感がみずみずしいという点であり、その能力は老若男女に関係なく傑出している分、何かが欠落している結果なのではないかと思えるところなのです。

     

    もし、これが西本さんではなく、新進気鋭の若手カメラマンがお婆ちゃんをゴミ袋に詰め込んで写真を撮って発表したのなら社会問題になったことでしょう。老人虐待だ、けしからんと非難が殺到したり、ワイドショーネタになるはずです。

    しかし、自らが被写体になり自虐ネタとして発表してしまうことで彼女独特のユーモアとして昇華すると同時にインパクトのある画像の作者として一種の才能を開花させ、生産性の衰えて行く老人の社会的イメージすらもぶち壊してしまいました。

    ある意味で彼女は90歳のロックンローラー、否、革命家といえるかも知れませんね。

     

    そして、これは障害をもった人たちにも大いなる希望を与えます。

    たとえば現在アメリカでは弱者を保護しなくてはいけないというポリティカルコレクトネスと、弱者を保護しすぎて白人の権利が奪われているとするアメリカファーストとの観念が対立しています。また、こうした対立はアメリカのみならず世界中で鮮明になっている今、あらゆる矛盾や差別の根底にあるタブーを超越して、それぞれの個性として皆で笑い飛ばせるくらいの寛容さが求められており、西本のお婆ちゃんのどこかハチャメチャでペーソスも含んだ自虐的なユーモアのセンスはトランプさんとは対極にあり、世界平和にも通じるとボクは思っているのです。

     

     

     

     

     

     


    コメント
    コメントする








       

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30      
    << September 2018 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM