アスペルガーの教科書

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    今回のこのヒトも気になるはコミックの主人公だ

     

    春休みにキッズが買ってきたというサラリーマン山崎シゲルという本を読ませてもらった。

    何を考えてるのか分からないサラリーマン山崎シゲルの社内での奇行に彼の上司である部長が苦労する様子をコミカルに描いたコミック本だ。

    家族で面白いと思った項目に付箋をつけてみたら本の天部分が付箋でいっぱいになってしまった。

    唐突だけれど、これをぴっころの推薦図書にしたいと思う。

    なぜか。それはアスペルガー症候群と呼ばれる人々を理解したり、コントロールしたりするのに役立つ本だと思ったからだ。

     

     


     

    かく言うボクもよくアスペルガーだと言われる。キッズも例外ではない。そして、利用者の中にもそんな子どもたちは居て、何をどうすべきかについては本人も周囲も判断を迫られることがしばしば発生する。

    漫画の転載は買った本とは言え問題アリかもしれないが、関心をもって買ってもらえば著者からもクレームはつくまい。例題をみながら山崎君についての話を進めたい。

     

     

     

     

    確かに我々にも、こんなことをしているところがあるかも知れない。そこに都合の良いはしおきがあったから・・・と

    他意はない(そこが問題)のだが、周囲から見たらオイ、オイ、コラッ!てことになっている場合がある。

    そうなのだ。敬意は嘘じゃない割に、行為が他人からどう見られているかに無頓着なところがあることは確かだと言えるだろう。

     

     

     

     

    そう。そういう意味では、こんな感覚のズレもよくあるのかもしれない。

    本人は良いと思ってやっていることが、一般的にはけして許容されている手順でもなければ行いとしても好ましくないという事例が。

     

     

     

    そして物事に対する認識の仕方自体が超個性的だったりもする。

    アスペルガーは常識よりも自己中心の理論の積み重ねでモノゴトを理解する傾向があるため、出発点は同じでも社会一般とかけ離れた結果になっていても気づかなかったり、それが発覚したときに異常さに驚かれることがままあるのだ。

    漢字を異なる読みで覚えていたり、独自な手順にこだわりを持っていたり、言葉の意味を自分勝手に解釈していたりするなんてことは日常ザラなのだ。

    この奇行の多い山崎君がどうやって入社したのかは知らない。

    入社当初は、常識的な部長から彼の奇行は目に余り、タダタダ呆れるだけだったのではなかろうか。

    しかし、幸か不幸か即クビとはならなかったようで、このコミック中では山崎君と部長のつきあいも長くなった様子が伺える。

    上コマでは常識的な部長も山崎君にとってのメガネは・・・だったんだね、という彼独特の解釈の方に歩み寄って理解しようという姿勢までみせているのだ。

     

     

     

     

    社内でワイパーを配って歩く意味不明な山崎君の行動に対しても、頭ごなしにどやしつけることはせずに、内心またかと思いつつもまずは彼の真意を知ろうと努力している姿までうかがえるのだ。

     

     

     

     

    更に、こうなると良い悪いではなくまずは常識からかけ離れた、とんでもないことをする彼の行動をすでに正確に予測したりもしている。

    だが、部長には部長の立場がある。

    彼の性格として理解を示すのと、その行動を許すのとは性質の違う問題である。

     

     

     

     

    山崎君が独自の理論を振りかざし、何が悪いんだ!!とばかりに開き直る態度には、きっぱりNOを言っている部長。

    これは大事な部分だと思う。

    そんなことを理解したり許容してしまうと彼本人のためにも良くない。液体スープは部長の額ではなく、カップラーメンのフタの上で温める方が社会では波風が立たないことをソ〜っと教えてあげれば、良いことなのだ。

     

    かくしてアスペルガーの内面を解き明かすとともに周囲の対処の仕方についても多くの示唆に富む、サラリーマン山崎シゲルをしばらく熟読してみたいと思う。

    キッズも今日から中学生、自己を問い周囲との関係に目覚めるときだ。山崎シゲル購入同機は、たんに面白かっただけ・・・だろうが、我が家にとっても必要な書籍としてぴっころに常備したい。

     

     

     

     

    ちなみに

     

     

     

    コミックの中には中学生時代の山崎君を描いたコマもある。親としてはこうならないように望むばかりである。

     

     

     

     


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