エコなフライング倶楽部

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    メンバーもそれぞれ中学校に進学したフライトぴっころ

     

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    キッズが小学校の卒業式にプレゼントされたヘリウム風船を

    飛行船化し室内飛行会に望んだ

     

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    体育館では天井が高く使える。浮力とパワープラントを調整

    して上昇力をアップ、天井フライトを狙う

     

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    また、コンデンサーを使ったEプレーンも前回のA君の

    前翼形式の発想を発展させた機体で望んだ

     

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    今回特に、注力したのは機体の軽量化による

    上昇力の増大だ

     

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    胴体をスチレンボードからバルサ材に変更、更にコンデンサ容量も

    10Fから3Fへと重量削減して必要パワーの低減を図った

     

     

    フライト結果は上記動画にまとてみましたので、珍しいフリーフライト飛行船の

    飛行シーンとともに

    航空班の近況として参照いただければ幸いです

     

     

    花開くアスペルガー編:

     

    中学生になると教科に技術も加わり、工学系の要素が加わってくる。すると俗世間ではちょっと浮いたアスペルガー的な発想というのが、強みに転化できる局面が増える。と、ボクは考えている。

    先日のサラリーマン山崎シゲル君のような突飛な発想が企業にとって人材と認められる面も出てくるのではないかと思っているのだ。

    でないと彼があの部長の下で長くサラリーマン生活を続けられるわけがない。

     

    何を言いたいのかというと、学校を卒業して創造的な職業についた場合、ヒトの考えないような非常識な発想を必要とされること。

    学校教育の中で学ぶ常識によって自由な発想を抑制されにくいアスペルガーは、そこで思わぬ力を発揮する場合もあるかもしれない。と、いうことだろうか。

    事実、山崎君は使えるか使えないかは別として、社内でいろいろな発明をし部長を驚かせている。百歩譲ってこれらが何の役にも立たない発想だったとしても漫画のネタには十分で読者に笑いを提供している。

     

    思えば、そんな経験がボクにもあるし、いま見ている子どもたちにも多かれ少なかれあると思っているので、常識的ではない部分でお手伝いができたら幸いと思う。

     

    今回の航空班のインドア飛行会では、先日の飛行船を更にパワーアップし、フリーフライトの飛行船に挑んだ。

    このフワフワした風船を使い、いかにして体育館の空間を目一杯利用して自由飛行を楽しむか。

    常識的に遊ばないボクたちは、どの程度の浮力があるのかから、計測を始めた。

    面白いことに気体1molは、種類によらず22.4リットルということが知られているが、このジャンボジェット型の飛行船の容積はこの22.4リットルにほぼ近いことがわかった。

    すると中身はヘリウムだから、周囲の空気(酸素1:窒素4)の分子量のと差で28.8−4=24.8g程度の浮力がある計算である。

    更に機体の風袋が約18gと計測されているから、実際に機体に働く浮力は24.8-18=6.8g程度。この浮力よりも取り付けるパワーユニット(モーター+コンデンサ+スイッチ+配線+取り付け構造)が軽ければ何もしなくても浮ける。プロペラを回すだけで浮いて進んでゆける算段だ。

     

    しかし、空気よりも軽いということは、そのまま手を離せばどんどん揚がっていって天井に張り付いて終わりになることは誰の目にも明らかだ。これでは困る。機体重量は浮力よりも若干、大きい必要がある。

    また、この状態でプロペラの推力を利用して上昇し、再び地上に戻るには以下の方法が考えられた。

    すなわち機体の下側に推力線を設定し、推力の強い間は風船部の空気抵抗が推力線よりも上部にあることを利用してピッチアップさせ推力の垂直成分によって上昇、コンデンサに蓄積された電気を消耗し推力が低下すれば、この垂直成分は減少・消滅し、自然に浮力よりも重たい重量によって再び地上に戻るというものだ。

     

    こうしたコンセプトをもとに重量範囲を設定し、その範囲で収まりそうなパワーユニットの組み合わせを探した。

    そんなわけで、ぴっころ内で飛行させた前回はほぼ中性浮力に調整したが、今回は空気よりも重く、そして推力も大きくなっているのが体育館フライヤーの特長だ。

    動画で見ていただいたとおり、かなりピッチアップが強かった以外は想定に近く上手くいったと思う。

    が、外を持って歩くにも軽く体積の大きな飛行船は傷つきやすく扱いにくいこと、何かの拍子に構造の一部でも落下すると回収不能になることから重航空機とは異なる神経を使うこともあわせて理解できた。またヘリウムも高価で扱いも難しく、1週間もするとしぼんで使用に耐えなくなるなど、エコで静かな可能性がある乗り物の割りに飛行船がメジャーにならない理由もこの辺にあるのかな、と思われた。無尽蔵の空気と比べるヘリウムは11.6リットル入で1000円するのだ。

    でもテールをぴくぴくさせながら上昇してゆく様は可愛かったなあ・・・

     

    以上、だからなんなんだ?と言われたらそれまでだが、楽しそうだなあと思ったことに思いを馳せ、学校の教科にもなければ、入試にも出ない問題をあれこれ考えるにはアスペルガー的特長は向いている。

    ボクはそう思うし、もしこれが何かのお役に立てたなら、自分が楽しんだ上に更なるシアワセである。

     

     

     

     

    飛行船はカワイイ。プルプルお尻を振りながら上昇してゆく様は格別だ。手はかかるし大量高速輸送時代には航空の用に供するには適さなくても楽しそうなフライトシーンを見て人々が笑顔になれたらそれだけでも充分、飛行船の存在意義はあるのではないだろうか。

     

     

     

     


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