竹富島で何が起きているのか

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    30数年前に竹富島を訪れた僕は、この島の魅力にはまり移住を決意

     

    それまで働いていた会社を辞め八重山に移り住んだ

     

    その竹富島がいまリゾート問題でSNSをにぎわしている

     

     

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    竹富島の有名な海水浴場であるコンドイビーチにふってわいたリゾート計画に

    僕の知人でもある島民たちがそろって反対をしている様子が描かれている

     

    これを直接見てください

     

     

    リゾートと島の経緯

     

    僕が通い始めたころの竹富島には宿泊施設としては旅館と民宿のみ。旅人はそこに泊ることで、この動画の中で訴えられている島の豊かさ、不便を楽しめるおおらかさ、限りあるからこそ知恵を出し、伝統的町並みや、島の生活が維持されているのだということを知らず知らずのうちに感じ取っていたのだと思う。

    当時、横浜でサラリーマンだった僕にはあまりに驚きだったその島の生活を記した冊子が今も残っているが、そのなかで当時リゾート建設に走る近隣の小浜島については、こう書いている「島の特長として起伏に富んだ地形、農村も漁村もあり小さいながらマングローブ林もあるのだからリゾートに身売りしないで頑張って欲しい」と。

     

    その後、他の離島にもリゾートは波及してゆく、この30年で得たものと失ったものを考えると感慨深いものがある。

    残念ながらリゾートというものは本来、永らく培ってきた島独自の文化というものを重視してはくれない。

    大資本で乗り込み土地を買収し、温暖な気候や美しいビーチといった自然資源だけを利用する傾向がある。

    さらにリゾートは離島では貴重な水資源も電気も豊富に使ったうえに大量の廃棄物を出し、島民の生活を圧迫もする。もちろん、その一方で雇用の場を生み出すこともあれば、地域の文化を取り入れたイベントなどで情報発信になる場合もあろうが、総じて不釣合いな場合が多い。

    こうして持ち込まれた外部からの文化は、土地に根付いていた人と人との絆や本当の豊かさをスポイルし、どちらのグループにくみするのかで分断してしまう。

     

    僕は離島暮らしの後、家族が増えて石垣島に移り住んだころから、船は大型化し日帰り団体観光客が増え、民宿に長期逗留する常連の姿も少なくなり、観光形態は変わり、現在では竹富島にまでリゾートホテルは出来ている。

    工事が具体化するにつれコンドイリゾート反対を頻繁に目にするけれど、内容を詳しく知らない外部の者から見たら、すでにある星のやも、また中心部に近い温泉開発計画も同じリゾートではないのか?なんで今更、コンドイリゾートだけ反対するのか?という素朴な疑問を持つに違いない。

    僕は民宿に育てられた経験があり、そこで獲た仲間たちは今も財産になっているし、星のやの情状もわかるのでリゾート反対運動は支持するけれど、既存のリゾートと今、反対しているコンドイリゾート計画と何が本質的に違うのかについて、より明確なメッセージを発することが幅広い支持を得るためには必要ではないかと考えている。

     

    朝はニワトリの鳴き声に目を覚まし誰もいないコンドイビーチで泳ぎ、夜は満天の星空のもとで客も島民もなく仲良くバーベキューをしていたころは今はむかし。

    確かに我々が民宿で落していた宿泊料では島民の生活は時代錯誤的に厳しかったに違いない。観光の変化は必然だとすれば島とリゾートの良好な関係は今も模索を続けている最中といえるだろうか。

     

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    投稿後に気づいたことなど

     

    島外からも幅広い理解を獲るためには、星のやとの違いを明確にする必要があるという指摘に対し、島民自ら竹富島コンドイビーチリゾートホテル事業計画の建設に反対するために立ち上げたサイトに書かれていたので原文を引用し紹介しておきます。

     

    以下、サイト「竹富島の美しいコンドイビーチにリゾートホテルを造らないでください」からの引用です。

     

     

    星のや竹富島との違い

     

    この問題に絶えずついて回るのが、星のや竹富島の受け入れについてです。「竹富島には既にリゾートホテルがある。なぜ星のや竹富島がOKでコンドイリゾートはダメなの」との意見を多く聞ききます。

    平成24(2012)年6月に開業した「星のや竹富島」は、様々な経緯で売却された土地問題を解決するために竹富島は建設を容認しています。
    外部資本に買い占められた島の約4分の1を買い戻そうと島のリーダーが奔走し、様々な資本家に相談を持ちかけ苦労を重ねてこれらの土地を買い戻し、長らくその土地の開発を止めていたものの、バブル経済がはじけた余波で根抵当権が外資系ファンド会社に渡ってしまいます。島が島でなくなることを懼れた島のリーダーは、星野リゾート社長である星野佳路氏にこの問題を相談したことがきっかけとなっていっています。また、星野佳路氏は幾度となく竹富島を訪れ、これらの経緯および会社説明、蠱殄拇效亙殕機構と星のや竹富島の分離経営などの事業計画の説明を2年あまり続け、開業に3年を要し、島民と膝を付けあわせて何度も話し合いの場を持っています。つまり、こうした星野さんの“人となり”を島民はみな知っているのです。
    「星のや竹富島」建設の経緯に触れたのは、「リゾート開発」は全部ダメという訳ではないことと、株式会社アールジェイエステートの開発計画と全く経緯が異なることをご理解いただきたく存じます。

    現在、星のや竹富島の従業員は、努力を重ね島民と共に島の伝統文化や自然再生に協力して取り組んでいます。星野リゾートは竹富公民館と取り交わした協定書を順守し、島と共に歩んでいます。

     

     

    ここでは島の多くの住民の理解を得ていない株式会社アールジェイエステートの一方的なやり方について反対している旨が示されています。

    すなわち「リゾートホテル=NO」なのではなく、今回の建設反対運動の根拠が島の住人と計画している会社との信頼関係、また誰のために作るのか?そのスタンスの違いにあるということがわかります。

    ボク個人としても離島に住み、自然豊かな島内に数々の不要なものを作ろうとする動きに対して様々な感情を持ってきました。
    西表の月が浜しかり、またリゾート施設どころではなく全部の離島を橋で繋ぐ計画とか、古くは竹富島〜石垣島海底トンネル構想とか、新石垣空港は黒島に作るという計画までありました。
    そして現在でも沖縄本島辺野古の問題、石垣島での自衛隊誘致の問題もありますが、原発同様その地域住民が蒙る害と公共の利益との間で適正な決断基準とは何なのかを我々はマクロ的視野でまったく解決できていません。

    ボクにとってはリゾートのない竹富島が記憶の中のふるさとでしたが、時代の流れはもとには戻りません。

    住民の望まないリゾート建設と受益者との関係、さらに経緯など知らないでやってくる利用者との関係、さらに来る気はないけれど自然は守りたいという方々・・・それぞれの立場で考えていただきたい問題と思いましたのでぴっころの範疇を超えますがあえて取り上げました。参考にしていただけたら幸いです。

     

     

     


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