このヒトではないけど・・・気になる

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    実は、この人の周辺が気になる

     

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    NYで開催された国連の温暖化対策サミットでの演説がメディアで大きく取り上げられ、一躍、時の人となったスウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさんだけれど、一連の報道を見ているとボクはちょっと嫌な感じも禁じ得ない。

    思うに、それは彼女自身に対してのものではなさそうだ。どちらかというとメディアの取り上げ方とかその周辺の扱いだろうか。

    いたいけな少女の涙の訴え、そう、こぞって持ち上げてはいるが利用されてもいる。そう感じるのだ。

    それは、以前、生の芸術であるアールブリュット展を見たときに感じた障がい者の芸術という違和感に似たものかも知れない。

    自らカミングアウトしている通り、グレタさんには発達障害がありアスペルガーらしいモノゴトを一方的に白黒で解釈する特長がある。障害のせいだとは言いたくないが、それが力の入った演説の原動力であるとも感じるのだ。

    曰く、地球が温暖化し人類が滅亡するというのに、大人は目の前にある自分のことばかり、おとぎ話のような経済成長の話でうんざり・・・子どもを愛してると言いながら、私の将来を奪ってる大人たちを私は絶対許さない・・・云々

    彼女が理解している白黒の世界に大きな間違いはないのかも知れない。逆に言えば、心の奥底にその感触が全くない大人なんて居ないと思う。

    しかし、同時にそのおとぎ話である経済に支えられ、日々暮らしているのは大人だけではない。地球上の誰しも一方的に白黒で言い切れるほど強い立場に居ないのもまた別の世界での事実なのだ。

    多分、ボクは健常な人たちがそれを十分承知した上で、黒い面には目をつぶり、白いイメージだけで担ぎ上げている部分が嫌いなのだと思う。

    一方的に解釈して全身全霊で言い切れる彼女の特性に依存して自分の立場を代弁させカタルシスに浸ったり、インパクトのあるフレーズだけ切り出して利用しているとりまきに嫌悪を感じたり、腹が立ったりしているのだと思うのだ。

    「純粋で発達障害をもつ16歳の少女の涙の訴え」というけして大人社会が否定したり無視したりしてはいけない良識を隠れ蓑に、彼女に賛同するフリをして自分も良い子ちゃんに収まろうとする子ずるい若者モドキに嫌悪するんじゃないかと思う。政治の世界でいうポリティカル・コレクトネスというアレである。

    その行き過ぎたポリティカル・コレクトネスをバネにして誕生し、今回のサミットでもう一方の対極として注目を浴びたのがトランプ大統領だとも言えるだろうか。

     

     

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    上はサミット報道で繰り返しテレビで使われ有名になったシーンだ。

    目の前を行き過ぎるトランプ大統領をまばたきもせずに、睨めつけるグレタさん。

    対峙の構図を示すインパクトのある画としては、またとない構図だ。

    さながら、いたいけな少女の涙の訴えなど、どこ吹く風と我が道を行く悪役の登場といったところであろうか。

    しかし、リアル世界は、このどちらかが白で、どちらかが黒というほど単純な構造を持ってはいない。

    トランプさんの一言で、世界の産業もエネルギーも安全保障も大きく変わるからこそ、おとぎ話では済まされず、一喜一憂しているのだ。

    もし彼がこの無邪気な少女の意見に素直に耳を傾け、受け入れたとする。

    「そうか、お嬢ちゃんの言うとおりだ。これからは、おとぎ話の経済成長など無意味だ、明日から化石燃料の使用は全面的に禁止にするぞ。」

    そうツイートした翌日から、世界で、どれだけの死者が出るか分からない。地球環境は前提ではあるがヒトは環境だけで生きているわけではない。

    温室効果ガスを削減したいのは山々だけれど、それこそ「HOW?」と問われて「・・・」と言いよどむのが、我々、地球人の大方の実情でもある。

    また大人は、元々大人だったわけではなく、少女だってお婆になるのだ。これは誰が誰を許すとか許さないの話ではなく、将来、結果をもって検証する以外にはないことだ。

    50年後、お婆になったグレタさんが孫子に恨まれない地球環境が維持されていたなら、それが小泉環境相の言う今できるセクシーな解決方法だったという評価になるのだろうと思う。

    彼女の発言を起爆剤に全てのヒトが今の生活を見直すきっかけにするのなら分かるが、度を越えて障害のある人を盾にしたり、無責任に利用だけするのはやめようではないか。

    地球環境に障害者も健常者もない、今を生きる全ての地球人に与えられた命を左右する問題なのだから。

     

     


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