ひこうきをとばすコマのはなし

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    こどものころ、この地球ゴマで遊んだ記憶のある方は多いのではないだろうか

    1921年から生産されていたこのコマが生産を中止したそうだ

    生産中止にともなってネットでの価格も上昇している



     

    個人的にもなんとも懐かしい。むかしはバネのおもちゃトムボーイとかダイアモンドゲームと並んでどこの家にもあったものだが、デジタルゲーム全盛の昨今、その姿をみることはほぼないといってよい。

     


    今、アマゾンではこんな価格で売られている

    当時、こんなお値段したら、子どもたちは買えなかったにちがいない

     
    NOTE:
     
    地球ゴマは単純な玩具とおもわれがちだが、我々が子どものころに、この地球ゴマによってコマの特性に触れて体感できたことはその後の人生において非常に重要な体験になっていると思うのだ。
    高速回転するジャイロの軸が容易にその方向を変えず、一定方向を維持する特性は多くの航法装置や姿勢安定装置に応用されていて重要な特性であるにもかかわらず、本で読んだり、映像で見たりしてもなかなか感覚的にとらえることが難しいものだからだ。

    なんとこの地球ゴマ日本人の発明で1921年に発売以来、国内にとどまらず海外に輸出され、敗戦直後も連合国軍総司令部の配慮から、輸出統制が敷かれていたにもかかわらず、欧米を中心に販売されたというから驚きだ。
    滑らかな高速回転を維持するにも職人の手業が必要だというから、実に日本的な国際商品でもあったのだろう。

    このシンプルなおもちゃが90年以上にわたって生産されたということは、玩具としての面白さだけなくその科学的重要性に気づいていた方々も多く居たということである。いくらiPoneにさまざまな機能を付け加えてもコマ独特のプリセッション感覚を体得するにはこの地球ゴマが最適な教育玩具であることに今後とも変わりないだろう。100年を目前に供給が絶たれることは惜しい。

     

    コメント
    情報ありがとうございます。確かに原理はまったくおなじ地球ゴマですし、確かにお値段からしても子どもたちが容易に手を出せる商品ではないですが、地球ゴマの存在意義は経済とは無関係に重要です。どんな形であれ復活してくれたことには感謝したいと思います。いいニュースをありがとうございます。
    ふらりと立ち寄りました。地球ゴマがなくなって4年近く経ったわけですが、少し変化があったようです。地球ゴマとは別の製品「地球ジャイロ」に生まれ変わって復活したようです。もっともお値段は高級品並みですが。そのことをちょっと書きとめておきます。
    • スナフキン
    • 2018/12/10 1:52 PM
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